引き続きTMTオライオン30cmF4のメンテナンスです。
R200SSや、ビグレプ1号でも主鏡の固定用爪がウニウニの原因になってて気になってたのですが、オライオンのセルもガッツリ爪がはみ出してます。

この爪は固定していると言うより落下防止用のようなので、将来的にはどこかで取っ払ってやろうかと企んでます。とりあえず今は爪隠しで逃げます。
塩ビのクリアシートを使って作成しますが、30cmもの大きなドーナッツを上手く描くことも切り取ることも自信がありません。なので、ワードで1/4の円を書いて、扇形の物を4枚作って貼り合わせです。かなりてきとーですが、これなら材料もA4サイズで行けますし、扇形を重ねた形から切り抜くので、有効に使えます。実際、7mmカバーで行けると思ったら爪がはみ出し、結局1cmカバーで作り直しになりました。A3一発で作ってたら、材料足りないところでした(^^;

最後は余った植毛紙を貼って出来上がりなんですが…これ、外周から1cmをカバーしてることになるので、口径30cm→28cmになっちゃってるんですよね。光量で10%強のロスです。ううむ、やっぱしどこかで爪を無くしてやるー。

実際、オライオンのフォトニュートンでは
鏡の固定を接着で行っていて、爪のないセルもあるんですよね。
落下防止さえしっかりできればなんとかなりそうな気がします。この辺のセルの構造やメンテナンスは、25cmで色々されてる
ななもへさんのブログが詳しいので参考にしたいと思います。
今回はとりあえず爪隠しを付けたら、筒に収めて光軸調整をして完了です。この光軸調整も今のところショートタイプのコリメーションアイピースでやっているので、今ひとつな気がします。せめてアイピースはロングタイプを用意しようかと思います。
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