時忘れ 小海の夜の 暗さかな

10月25日~27日に開催された小海星と自然のフェスタに、26日から行ってきました。朝早く出たつもりでしたが、案の定渋滞に巻き込まれ、到着は10時過ぎでした。夜は20時ぐらいから晴れ間が広がりだし、自分も含め多くの方にオライオン30cmでの小海のDeepSkyを楽しんでもらいました。いやほんと、暗い空で、よく見えました。周囲のブースの光を遮るのには苦労しましたが(^^;

小海フェスの星空1
LUMIX TX1 DC VARIO-ELMARIT 9.1-91mmF2.8-5.9(9.1mm F2.8 3sec ISO 3200)手持ち


まずは、26日にみかけた関連ブースのインプレッションです。内容が偏っているかも知れませんが、まぁそれはそれなりに(^^;。


天体望遠鏡博物館ブース

今回、天体望遠鏡博物館がブースを出すので、それのお手伝いという名目もあって参加したのですが、正直手伝っていたのか、邪魔しに行ったのかよく分かりません(^^;。久々にメンバーに会って色々お話しできたのは楽しく、本当に時間を忘れてしまいそうになりました。天体望遠鏡博物館ブースで展示してた所蔵望遠鏡はアストロ光学のひとつと、もう一つがこのMS-4とSD150。このSD150のショートバージョンはあまり生産数も無かったもののようで、結構貴重なブツのようです。撤収時はかなり慎重に扱って…いた…と思います(^^;


双眼装置FOT

こちらはお隣の北軽井沢観測所さんの双眼装置。ウワサのFOTの2連にラベンデュラアイピースという贅沢仕様でお山を見せてもらいましたが、はっきりくっきりで、「さすがー」な感じです。望遠鏡の双眼だからなんでしょうか。結構遠い景色がかなり立体的に見えます。これで二重星団とか見たらすごいんだろうなぁ。



モアブルーさん三脚

こちらはモアブルーさんの超強力そうな三脚。かなりの重量物も載せられそうです。カーボンとアルミ?のハイブリッド系で、普段はピラーで運用している方が、三脚の丈夫なのがあった!とお買い求めになってました。ただ、重量はそれなりにあるようでした。



五藤Mark-X

五藤光学さんはウワサのハーモニックドライブ、MX-HDが注目でしたが、その隣にMark-Xが置いてあるのがなにげにスゴイんですけど…。未だに現役なんですよね、これ。よく見てみると、三脚はモアブルーさんのカーボンで、その上のハーフピラーはAX-GTIのヤツ?それにMark-Xの三脚台座ごとムリヤリ?取り付けられてて、極軸はポーラマスターが、そして筒はRedCat51が乗ってます…。 なんか不思議な組み合わせと思うのは私だけ?

五藤ハーモニックドライブ下から

その注目のハーモニックドライブは、基本眼視、観望会用を目指して作ったものだとか。精度は結構高い(構造上ヒステリシスエラーはどうしてもある)ようで、写真撮影用としても使えるようにはしてある、というイメージです。端子類は少なくて、ウェイト側から撮影してみると、電源端子、スイッチ、コントローラー端子、そしてオートガイド端子が見えます。オードガイドはここにケーブルすれば良いとのこと。極軸合わせは?と聞くと、観望時は水平出ししておおまかに北に向け、導入してから極軸の上下左右を合わせて補正すれば、おおよそ合うとのこと。写真撮影用に正確に合わせたい場合は、ウェイト棒の付け根にあるネジにポーラマスターを取り付けてくださいとのことだった。観望用としては確かに手軽なんだけど、価格が70万円するものだけに、価値を見いだせる人どうぞー、というところでしょうね。出荷は少し遅れているようで、ファーストロットがもうすぐ出るようです。



…たぶん、あと3回ぐらいつづく
関連記事

コメント

非公開コメント