大口径 威力発揮の 小海空

小海星と自然のフェスタ、残りを駆け足で紹介します。そして観望会へ…



国際光器さん
国際光器さんはアイピースを始めとして、果ては良くわからないけど高級そうなパーツ(すんません、型番だけでは…)までズラリと並べて販売してました。アイピースはだいぶ興味をそそられましたが、持ってるPHOTON5mmの見え味ももう一歩と言うのを思い出して踏み止まりました。おっとと。


ペンタックスさんはシータの展示と各種アイピースを展示。VRゴーグルが置いてあったのは分かりましたが、一般的な360度画像なのかな、とそれ以上は突っ込まず。ISSの画像と知ってれば並んででも見せてもらったかもしれません…残念。

タカハシブース

タカハシさんは講演会でも紹介のあったミューロンシリーズを始めとして、各種鏡筒や赤道儀をズラリと展示。賑やかさという意味では随一だったんじゃないかと思います。販売も充実してましたが、見ていると欲しくなってしまいそうなので、なるべく近寄らないようにしておきました(^^;。丈夫そうなメタル三脚は気になりました。持って見ると3kg以下ということもあり、軽い!。しかも結構丈夫そうです。
タカハシ三脚

そのミューロンの講演会を聞かせていただきました。中身はホントミュー論(^^;(変換するとコレが出るんです)。反射はメンテや光軸調整が面倒そうだけど、このミューロンは鏡をがっちり固定してて、セル部と鏡筒が面で固定されるので、基本ずれることが無いとのこと。確かに光軸合わせの不要な反射は魅力的かも。副鏡はずれる可能性があるので、ネジが付いてるそう。
タカハシさんミュー論


アストロアーツさんは、ステラショットで操作するWifiシステムを展示中。夜、星が見えるところで扱ってみたかったところ。ステラショット5万円プラスαで買えるように調整中とのこと。ただ、Raspberry Piのシステムだけで1万円近くしてしまうらしいので、この辺は悩みどころの様子。ASIのカメラ無くてももちろんOK。汎用性の高いシステムにしたいとのこと。

協栄産業さん

協栄産業さんはASIのAZWシリーズをズラリと並べて電視押しイチオシ!。真っ赤な(箱は白いので実際は赤くない)ブースがそれはもう目立ってましたが、さすがに星フェスに来てCMOSカメラがバシバシ売れるというのも考えにくいので、人はまばらでした。終了間際におじゃまして色々お話を聞きましたが、丁度そこでキーホルダーをいただきました。ありがとうございました!183MCに付けるかな-。




さて、小海のフェス、到着が二日目の10時過ぎだったこともあり、車は一般駐車場の隅の方に止めるしかありませんでした。なので、さすがに個人がブースの近くに望遠鏡を展開するのは無理があります。ただ、夜になってくると、泊まり込みしない方々はお帰りになるので、ブースの近くの駐車場も少し空いてきます。場所を少しお借りして、天体望遠鏡博物館のブース前にオライオン30cmカーボン+AXJを展開します。天候はまだ雲が低く垂れ込めていて星は見えませんでしたが、30cmの破壊力は抜群です。通りがかる方が皆さん「おお?これは何センチだ?」「カーボン?どれぐらい重さなんだろう…」と、興味津々です。でも、色々聞いてみると30cmクラスを持っている人も結構いました。なんかすごいぞ…。

小海フェスに30cm展開

で、20時過ぎからはちらほらと星が見え始め、21時ぐらいからは観望で楽しめるようになりました。自動導入で次々にめぼしい天体を導入して、通りすがりの方に見てもらいます。近くで行っていたSamさんの電視観望とも比べてもらったりして、なかなか楽しいモノがあります。とにかく小海の空は暗くて、もやさえ晴れてくれればとにかく透明度が高く、コントラストの高い星雲が見えます。

M27亜鈴状星雲を始めとして、M57、NGC253銀河、M37、M76(小あれい)、NGC457(ET星団)、M31アンドロメダ銀河、M33さんかく座銀河などなど。おお、そう言えば海王星も導入してみました。一応青い星ではありましたが…。

何はともあれ、自分でもこんなに観望したのは久しぶりです。印象的だったのは小あれいがちゃんと「亜鈴状」に見えたことや、M33の「渦巻き」がうっすら分かったりしたことでした。30cmだとこんなにも見えるのかー、と同時に、小海の空の良さを実感しました。

観望会での問題点も出てきました。三脚の脇にバッテリーとコントローラーを置いてたのですが、これが筒の位置によっては結構邪魔になります。やっぱり三脚のステー部に置けるようにしておいた方がよさそう。後は、接眼部を内側にして、背が低くてもなるべく見えるようにしてあるのですが、向きによってはかなり下から覗かないといけない状態になるので、この辺は難しいところです。そしてやっぱり周囲の明るさを防ぐためのカバー。接眼部に取り付けるような遮光板が欲しくなりました。

一通り観望が落ち着いた22時過ぎからは、せっかく晴れていたので撮影に切り替えました。この辺の結果はまた今度…
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