風ゆるみ 銀河の春を 満喫し(M83,M98,M104)


ここのところ連続で紹介してきましたが、2月の新月期に撮影できた銀河たち、いよいよネタ切れ、というか最後です。色々失敗もありましたが、今回の分も含めて、合計19視野、メシエ天体で言えば20個を確保できています。いや、我ながら結構撮りました。一晩でこんなに撮ったのは久しぶりでした。
最後の方には風も少し収まってきて、いい感じの結果になってきました。解像度なんかはまだもう一歩な感じはしますが、ギガントの実力が発揮できたカットになってきているかと思います。

M83 南の回転花火銀河
M83 2020年2月
FUJIFILM X-T1 Orion CarbonSTD300mm+パラコア1(1380mm F4.9 120sec x8 ISO 3200)
Vixen AXJ赤道儀ノータッチガイド YIMGでstack+PaintShopProとIrfanViewで調整

このM83は過去に何度も撮影しているし、去年もビグレプ1号(BKP 25cm)でも撮影しています。

当時の方が撮影条件は(多分)上のはずですが、今回は筒も違うので少しだけ解像感も上な気がします。星像はいまひとつですが…。後は赤外で赤いポツポツが写って、HDRとかで星の形が整えられたら自分としてはカンペキになるかなー。次はカメラだな…(^^;
その前に去年からずっと言ってるフラットをなんとかしなければ…。すんません、ズボラなんで始められないんです…

M98
M98 2020年2月
FUJIFILM X-T1 Orion CarbonSTD300mm+パラコア1(1380mm F4.9 120sec x8 ISO 3200)
Vixen AXJ赤道儀ノータッチガイド YIMGでstack+PaintShopProとIrfanViewで調整

こちらはしし座の東側、カウントダウンデルタ(と勝手に呼んでる。デネボラからたどって、この辺のメシエを見つけるための目印の星の並びで、矢印のように並んでいます)の中のひとつです。M99,M100とかと比べると、少し形が面白くないような気もしますが、良く見ると暗黒帯や淡く広がった腕など、結構面白そうな構造をしているようです。この露出だとノイズに埋もれてよく分かりませんし、解像度ももう一歩ですが、今まで撮影した中では、結構いい表現になってくれていると思います。

M104 ソンブレロ銀河
M104 2020年2月
FUJIFILM X-T1 Orion CarbonSTD300mm+パラコア1(1380mm F4.9 120sec x8 ISO 3200)
Vixen AXJ赤道儀ノータッチガイド YIMGでstack+PaintShopProとIrfanViewで調整

はい、トリは写真を見てもらえば一目瞭然。言わずと知れたM104、ソンブレロ銀河です。からず座と言えばソンブレロ、と私の中では繋がっているので、からす座はあまりマイナーでは無いんですよね。4つの星が比較的探しやすいというのもありますが…。同じようにうみへび座に乗ってるコップ座とかろくぶんぎ座とかは結構マイナーなイメージですよね(^^;
銀河はソンブレロ、というより楕円銀河に暗黒帯のある円盤が重なっているような感じがきれいに表現できたかと思います。結構小さい銀河なんですが、この焦点距離になってくるとそれなりの存在感があります。

毘沙門 しし座が西の空に傾く頃
OLYMPUS E-M5II M.ZD 12-100mmF4.0 IS Pro(12mm F4.0 40sec ISO 3200)

春の銀河は、親玉M87を含めて、まだまだ撮影できていないのがあるのですが、天候や体調も含めてそうそう撮影できそうもありません。今回の(風はとにかく)ほぼ一晩撮影できたのは本当に奇跡的かもしれません。数少ないチャンスをものにするには、先日の公園撮影とか、手軽に撮影できる手段を増やす方が効果的かも。数多くを画像処理しながら、そんなことも考えていました。とりあえず、フラットを手軽にやりたいんですよね。PaintShopProで、塗りつぶしを画像(or マスクレイヤー)でできるようにする方法があればと思うのですが、できないのかなぁ…。手法を色々勉強しようと思ってもPSPだと情報が少ないんですよね。そもそも、天体写真の画像処理をPSPでやってる人が全然いないような…(^^;;
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