よく見れば 銀河の模様も 処理次第 (M63ひまわり銀河、M109)


こんばんは。玄です。さらに引き続いて3月3連休に撮影した銀河祭りです。今回も少し小さな視直径の銀河をピックアップしてみました。処理がまだまだ終わってません。眠いッス(^^;

まずはM63。言わずと知れた?ひまわり銀河です。
M63 ひまわり銀河 トリミング 2020年3月
FUJIFILM X-T1 Orion CarbonSTD300mm+SkyWatcherF4コマコレ(1200mm F4.3 120sec x10 ISO 3200)
Vixen AXJ赤道儀ノータッチガイド YIMGでstack+PaintShopProとIrfanViewで調整

これまで撮影したことのあったひまわり銀河は、いずれも「ひまわり度合い」がもう一つで、確かにツブツブのイメージはあるのですが、なんだかもの足りない感じでした。それもそのはず、周辺部の淡いところまではとても表現できていなかったんですね。今回もせいぜい2分10枚なので、細かいところ、というか淡いところはもうちょっと表現力が足りません。それでも過去に撮影した分ではかなりの「ひまわり度」になったかと思います。
銀河そのものが小さいのでトリミングしてますが、トリミング無しだとこんな感じ。
M63 ひまわり銀河 2020年3月

これ以上はやっぱり露出1時間とか2時間とかかけなきゃダメかなぁ。それ以前にも画像処理でやれることは多そうな気もしますが…。

続いては北斗七星のフェクダの隣、M109です。これも少し暗めの銀河で、普通に撮ると「ああ、ナナメってる銀河だよなー」、というイメージだけだったのですが、今回バリバリに強調処理をすると、ぐるぐる渦巻も長くて、それなりに面白そうな形をしています。

M109フェクダの隣 トリミング
FUJIFILM X-T1 Orion CarbonSTD300mm+SkyWatcherF4コマコレ(1200mm F4.3 120sec x12 ISO 3200)
Vixen AXJ赤道儀ノータッチガイド YIMGでstack+PaintShopProとIrfanViewで調整
まぁ、露光が足りなくて結構ノイズまみれですが、形は面白そうなのがわかっていただければと…(いいわけ)

こちらも実は直径は結構小さいんですね。トリミングなしの画像はこちら
M109 フェクダの光が写ってる
これだと、フェクダの明かりが右上に光条を作っているのがわかります。もうちょっと右に寄せてもよかったかな(^^;。しかし、スパイダー、割れてるし…(^^;。ミラーの保持も含めてなんとかしなきゃー。

おまけ。星野で撮影した冬の大三角
冬の大三角フォトガイド2
OLYMPUS E-M5II M.ZD 12-40mmF2.8Pro(12mm F2.8 60sec x8 ISO 1600)ケンコープロソフトンA
Vixen PhotoGuide2 ノータッチガイド YIMGでstack+PaintShopProとIrfanViewで調整

半分放置なのでここまで写ってくれたのは正直嬉しい。処理は難渋するんですが、よく見ると冬の天の川が見え…見えなくもない。比較的光害があるし、当日はもやもひどかったので、ここまで写せたのなら御の字かもしれません。

関連記事

コメント

非公開コメント