玄の館 ブログの部屋
よく見れば 銀河の模様も 処理次第 (M63ひまわり銀河、M109)
2020
/
03
/
27
天体写真
こんばんは。玄です。さらに引き続いて3月3連休に撮影した銀河祭りです。今回も少し小さな視直径の銀河をピックアップしてみました。処理がまだまだ終わってません。眠いッス(^^;
まずはM63。言わずと知れた?ひまわり銀河です。
FUJIFILM X-T1 Orion CarbonSTD300mm+SkyWatcherF4コマコレ(1200mm F4.3 120sec x10 ISO 3200)
Vixen AXJ赤道儀ノータッチガイド YIMGでstack+PaintShopProとIrfanViewで調整
これまで撮影したことのあったひまわり銀河は、いずれも「ひまわり度合い」がもう一つで、確かにツブツブのイメージはあるのですが、なんだかもの足りない感じでした。それもそのはず、周辺部の淡いところまではとても表現できていなかったんですね。今回もせいぜい2分10枚なので、細かいところ、というか淡いところはもうちょっと表現力が足りません。それでも過去に撮影した分ではかなりの「ひまわり度」になったかと思います。
銀河そのものが小さいのでトリミングしてますが、トリミング無しだとこんな感じ。
これ以上はやっぱり露出1時間とか2時間とかかけなきゃダメかなぁ。それ以前にも画像処理でやれることは多そうな気もしますが…。
続いては北斗七星のフェクダの隣、M109です。これも少し暗めの銀河で、普通に撮ると「ああ、ナナメってる銀河だよなー」、というイメージだけだったのですが、今回バリバリに強調処理をすると、ぐるぐる渦巻も長くて、それなりに面白そうな形をしています。
FUJIFILM X-T1 Orion CarbonSTD300mm+SkyWatcherF4コマコレ(1200mm F4.3 120sec x12 ISO 3200)
Vixen AXJ赤道儀ノータッチガイド YIMGでstack+PaintShopProとIrfanViewで調整
まぁ、露光が足りなくて結構ノイズまみれですが、形は面白そうなのがわかっていただければと…(いいわけ)
こちらも実は直径は結構小さいんですね。トリミングなしの画像はこちら
これだと、フェクダの明かりが右上に光条を作っているのがわかります。もうちょっと右に寄せてもよかったかな(^^;。しかし、スパイダー、割れてるし…(^^;。ミラーの保持も含めてなんとかしなきゃー。
おまけ。星野で撮影した冬の大三角
OLYMPUS E-M5II M.ZD 12-40mmF2.8Pro(12mm F2.8 60sec x8 ISO 1600)ケンコープロソフトンA
Vixen PhotoGuide2 ノータッチガイド YIMGでstack+PaintShopProとIrfanViewで調整
半分放置なのでここまで写ってくれたのは正直嬉しい。処理は難渋するんですが、よく見ると冬の天の川が見え…見えなくもない。比較的光害があるし、当日はもやもひどかったので、ここまで写せたのなら御の字かもしれません。
関連記事
淡い腕 あぶりだすのも 春霞 (M106,M94)
よく見れば 銀河の模様も 処理次第 (M63ひまわり銀河、M109)
影と模様 小さな銀河の はるかから (M108,M98, NGC5866)
コメント
名前
タイトル
メールアドレス
URL
本文
パスワード
非公開コメント
管理者にだけ表示を許可する
前の記事を読む
淡い腕 あぶりだすのも 春霞 (M106,M94)
次の記事を読む
影と模様 小さな銀河の はるかから (M108,M98, NGC5866)
コメント