この季節 夏の赤いの 撮りまくり


15日の遠征で撮影した結果を処理してますが、少々欲張って色々撮影しているので、なかなか終わりません(^^;。苦労しながらああでもないこうでもないとやってますので、少しずつ出していきます。今年中に終わるかな(ヲイ

夏の天の川の中の定番と言えば、このラグーン(干潟)星雲、M8です。これまた、今までに何度も撮影していますが、今回は赤外解像したKissX9(HKIR)での撮影です。思ってたよりも中心部が白っぽくなってしまっていますが、これはやはり明るい部分に青や緑の成分んもあるからなんだと思います。ノーマルカメラで撮影すると、赤外部分が出ないぶんこの辺が青っぽく出るみたいですが、今回はいつもの通り赤くなる方向で調整してます…が…赤い…か?。

ギガントによるM8 2020年8月 @達磨
Canon KissX9(HKIR) Orion CarbonSTD300mm+SkyWatcherF4コマコレ(1200mm F4.0 120sec x8 ISO 3200)
Vixen AXJ赤道儀ノータッチガイド YIMGで彗星stack+PaintShopProとIrfanViewで調整、ちょっとだけHDR処理

そのままだと中心部が白く飛んでしまうので、今回はPaintShopProで少しHDR的な処理をしています。中心部分のいわゆる「砂時計星雲」がなんとなく見えるように処理してみました。ただ、その辺の処理の過程で明るい部分だけが色が残ってしまっているのでその辺が少し不自然になっているかもしれません。

強調処理をしていると、いわゆる「縮麺ノイズ」と言われるガイドずれに伴うノイズが出てくるなど、枚数を増やして画質を上げていく上での課題も明らかになってきました。ここから先、どうやって行くか、画像処理も含めて色々考えさせられます。色調整とか、写りが良くなってくるとどんどん欲が出てきます(^^;

先日のM7から、M16ぐらいまでを星野でクローズアップで撮影してみました。これまでの広角12mmだけではなく、ズームアップして40mm(80mm相当)にしたものです。今まではこのレベルだとX-T1に50mmF1.8とかを付けて撮影していたパターンが多いので、このレンズでズームアップしたことがあまりなかったんですね。

天の川中心部 2020年8月 @達磨
OLYMPUS E-M5II M.ZD 12-40mmF2.8Pro(40mm F2.8 120sec x8 ISO 3200)
Vixen PhotoGuide2 OLYMPUS Workspaceで現像+YIMGでstack+PaintShopProとIrfanViewで調整

こちらも色合い調整とか結構苦労していますが、その分、自分としては天の川中心部らしいにぎやかな感じに仕上がりました。ここで写っているM8も、中心部は白くなってますね(^^;

メシエを順に撮影していると、春の銀河祭り部分と、この天の川部分に結構集中しているので、この辺を撮り逃してしまうと、また来年、という状況になってしまいます。この辺、翌週の20日にも撮影はしているのですが、やっぱり全部網羅はできませんでしたので、一部は来年になるかなぁ。

達磨での撮影風景 2020年8月 その8
LUMIX TX1 DC VARIO-ELMARIT 9.1-91mmF2.8-5.9(9.1mm F2.8 30sec ISO 3200)

南の空を撮影していると、こんな風に飛行機がバンバン通っていきます。さすがに直焦点レベルだと撮影に影響が出ることはあまりないのですが、星野写真レベルだと結構入り込みます。人工衛星もそうですが、この辺も、だんだん多くなるんだろうなぁ。

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