濃い川の カピバラ疑惑も 星の数


こんばんは。涼しくなってきた、と言ってたらまた暑くなったりと、思ったように涼しくならずに少々ヘバっている玄です。

さて、先日も少しお話しましたが、天の川の中心付近のスタークラウド、M24こと「バンビの横顔」です。この辺は天の川の本当に濃い部分からちょっとだけ外れていて、通常の撮影でも星がそれぞれに分解できるレベルになってきています。と言っても今回のプロミナーぐらいまで拡大すると、その微光星の多さに呆れかえるぐらいになりますが(^^;

プロミナーによるM24バンビの横顔 @達磨 2020年8月
FUJIFILM X-T1 KOWA PROMINAR+TX07(350mm F4.0 130sec x8 ISO3200)
iOptron CEM25EC赤道儀ノータッチガイド YIMGでstack+PaintShopProとIrfanViewで調整

星が多い状態であまり強調すると、ギラギラになってしまうので注意が必要で、できればHDR的な処理をした方が星らしく仕上がるのですが、今回はそこまではやってません。色々処理して、最後に彩度をちょこっと上げてやって、「バンビの首飾り」を強調しています。でも、青い部分が今一つ出てませんね。むー。

さて、この「バンビの横顔」ですが、鼻の辺りが結構大きくて、「どちらかというカピバラじゃねーか」という疑惑が出ています。前回も少しお話ししましたが、ちょっと比べてみましょう。

眠るカピバラ@八景島 2020年8月
OLYMPUS E-M5II M.ZD 12-100mmF4.0 IS Pro(16mm F4.0 1/200 ISO 200)@八景島シーパラダイス

…あー、寝ちゃってますが、まぁ、どうせ起きていてもそんなに目の辺りが変わるわけでもないので、この辺で勘弁してください。ええと、やっぱり何か違いますね。鼻の辺りは似たような気もしますが…もうちょっと拡大してみましょう。

カピバラアップ@八景島 2020年8月
OLYMPUS E-M5II M.ZD 12-100mmF4.0 IS Pro(54mm F4.0 1/160 ISO 200)

…やっぱり違いますね。目に無理があります。ええ。
というわけで、疑惑はまだ残るかもしれませんが、「カピバラの寝顔」にはなりません。やっぱり「バンビの横顔」です(^^;
…ずいぶん強烈なカピバラを見たので、最後に12-40mmの40mm相当でアップしたその辺を載せておきます。このレンズ、40mmでの解像度もかなりあって楽しいのですが、やはりこれを撮るなら、SIGMAの50-100mmを出したくなりますね。ええ、それだけです。

たて座までの天の川2020年8月 @達磨
OLYMPUS E-M5II M.ZD 12-40mmF2.8Pro(40mm F2.8 120sec x8 ISO 3200)
Vixen PhotoGuide2 OLYMPUS Workspaceで現像+YIMGでstack+PaintShopProとIrfanViewで調整

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