玄の館 ブログの部屋
空の秋 メジャーどころを ひとめぐり (北アメリカ・アンドロメダ・二重星団・すばる)
2020
/
08
/
30
天体写真
こんばんは。玄です。
宅撮りで火星を撮影して片付けしていたら、1時を回ってしまいました。さすがにギガント(30cmF4)+みぞかさん(AXJ)を出したり入れたりしてたら、それなりに時間がかかります&疲れます(^^;
惑星撮影の結果はまた後日、ということで、今回はお盆の達磨遠征の残りを出していきます。いや、実はまだ処理しきれていないのも含めてまだあります。ええ、積み残しですが、5月~7月は全然撮れていないので、これぐらい撮影しなきゃぁバランス取れません(…なのか?)
共通データ:FUJIFILM X-T1 KOWA PROMINAR+TX07(350mm F4.0 130sec x8 ISO3200)
iOptron CEM25EC赤道儀ノータッチガイド YIMGでstack+PaintShopProとIrfanViewで調整
まずはオカペリ…いえ、NGC7000こと北アメリカ星雲で行きます。今の時期、もうしばらくはこの北アメリカが撮りどきなんですが、やはり空の暗いところで撮ると微光星の出方がだいぶ違います。星の数が多いので、本当ならHDR処理をするともう少ししっかりした感じがするかと思うのですが、とりあえずはここまで。
続いてのメジャー天体は、今からがシーズンですね、M31アンドロメダ銀河です。このプロミナーの組み合わせだと毎年撮りたくて、結局撮ってますね。今回、実は上の北アメリカを撮影しようとしたら、ちょうど子午線越えのタイミングだったんで、待ち時間を兼ねて撮影してたんですね。それにしても、気が付いたらずいぶんと高く上がってきてました。高く上がってきているからなのかどうかは不明ですが、何故かガイドがいまひとつ決まっていません。この後のM45でも決まっていないので、どうも東側を撮影するときに今一つだったようです。モーターか、バランスか、たわみか、たぶんたわみだとは思います。やはりK-ASTECさんのバントとかで締めてやらないとだめなのかなぁ。
さて、北アメリカを撮影した後、次はどうしよう、と思って向けたのが二十星団、hx(えいち・かい)です。NGCの869と884なのですが、普段は二重星団としか覚えていないので、自動導入しようとするときはいつも迷います。このカットも、やはりガイドがいまひとつでした。北側の空なのでまだ少しマシみたいですが、やはり東側だといまいちになります。
そして本日の最後は、この日も最後に撮影したM45、すばることプレアデス星団です。東側~北東の低い空には雲が沸いていて、このすばるにも少しかかるぐらいになっていました。見た目ではかかっていなかったのですが、モヤっぽい感じになって、光害が影響してたみたいです。どうしてもムラが取れず、ある程度見栄えを良くしようとすると、これぐらい暗くしないといまひとつでした。達磨まで行ってこのガスの抽出だとガッカリ状態ですが、まぁ、今の時点ではとりあえず撮れた、という証拠写真レベルで満足です。冬になったらまたしっかり撮影してみたいと思います。
ということで、メジャーどころをだだだっと出しておきました。残るはマイナー分…というわけでもないですね。まだありますのでまた出します。処理が終わってないのも多数…
関連記事
暑くても 青い火星に ため息を
空の秋 メジャーどころを ひとめぐり (北アメリカ・アンドロメダ・二重星団・すばる)
濃い川の カピバラ疑惑も 星の数
コメント
名前
タイトル
メールアドレス
URL
本文
パスワード
非公開コメント
管理者にだけ表示を許可する
前の記事を読む
暑くても 青い火星に ため息を
次の記事を読む
星も良いが ふと立ち止まり 考える
コメント