星球は 夏の夜の夢 風の夢 (8月20日 M9~M75)
こんばんは。玄です。新月期の連休が近づいているのに、天候が…とほほー。
さて、お盆明けに毘沙門へ遠征にいった分が、惑星以外、残ってしまっていたので一気に片づけてみました。夏休みの宿題でした(^^;

Canon KissX9(HKIR) Orion CarbonSTD300mm+SkyWatcherF4コマコレ(1200mm F4.0 60sec x4~8 ISO 3200)
Vixen AXJ赤道儀ノータッチガイド YIMGでstack+PaintShopProとIrfanViewで調整
撮影結果は、この日の一晩で撮影した星団を、4枚~8枚の画像をスタックして強調処理し、2500x2500ドットに切り取りして重ねてます。なので、各星団の大きさはそろえてある形になってます。明るさや色はこのさい見逃しといてもらって(^^、大きさとかを比べると、M10が意外と大きくて立派な形をしているのが分かります。M26はなんだか超マイナーな感じですね。M75なんかは隣のM57(おまけで撮った1枚どりのみ)と比べても「ちっさ!」と思えるような大きさです。M73は…まぁ、もうどうでもいいですね(^^;;
それにしてもきちんと重ねて数字を入れるのは苦労しました。あんましやりたくありません…が…
この日は天気はよかったのですが、湿度もそこそこあったみたいなのと、風が少しずつ出てきているような状況でしたので、写りは今一つでした。対象がメシエの球状星団や散開星団でしたので、風の影響を最小限にするため、露出1分として8カットずつを撮ります。しかし、それでも風で画像がブレたものが半数近くありました。最初に撮ったものは全数近く使えた一方、最後の方は8枚中3枚~4枚ぐらいしか救えず、ちょっと露出不足気味です。高度が違っていることもあり、それぞれのホワイトバランスがいまひとつ決まらず、ごらんのとおりバラッバラな背景です(涙
この辺は背景のコントラストやホワイトバランス、そして仕上げの時の基準など、色んなことをてきとーに済ませてきたのがバレバレになってしまいますね。こうやって複数の画像をひとつにまとめるのも、画像処理を見直すうえでは必要なのかもしれません。
まだまだですが、最終的にはメシエの全部をこのギガントで撮影して一覧にしたいと思ってますので、たまにはこんな風に練習しておく必要がありますね。がんばんべー。
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