晴れ間から 竜のごとくの 星の跡


昨夜は夕方から久々に晴れ間がのぞき、宵のうちは比較的良い天候が続きました。これなら…ということで、ニワトリとして星見台にギガントを引っ張り出しました。

狙いは一応惑星ですが、木星、土星を撮影してみると、今回は極軸が比較的しっかり決まっていたようで、あまりずれません。これなら短時間のTNKなら行けるかも、ということで、ギガントのまま直焦点撮影にチャレンジしてみました。

自宅から網状星雲NGC6960 2020年10月
Canon KissX9(HKIR) Orion CarbonSTD300mm+SkyWatcherF4コマコレ(1200mm F4.0 60sec x11 ISO 6400)
Vixen AXJ赤道儀ノータッチガイド YIMGでstack+PaintShopProとIrfanViewで調整

狙いはこの夏撮影できていない亜美嬢です。市街地なのでそのままだと真っ白になってしまうので、ロードスター(NB-1フィルター)を入れてISOを6400まで上げて撮影してみると、30秒でもうっすらと見えてきました。とりあえずぱっと見た目なんとかなりそうな1分まで露出をかけてみます。

結果は、フラットがあってないのでいまひとつですが、まぁそれなりに網状らしい形が見られたのでよしとします。左右の明るさが異なるのは、光軸がいまひとつなのかもしれません。

自宅星見台から網状星雲を狙う

この撮影の後、火星を撮ろうとしたら雲がもくもくと…火星を撮影している最中に、再び曇天となってしまいました。わずかな晴れ間、なんとかものにできたのはラッキーだったのかもしれません。

しかし、なんでも、このNGC6960と星の関係が、某日本の昔話アニメの冒頭に似ているという話があるとかないとか…
確かにそう見えるような気もするとかしないとか…(^^;;

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