気が付けば 星三昧の 霜月に


こんばんは。さすがに寒くなってきて暖房を用意し始めた玄です。

今月は新月期の土曜日が2週続けていい天気で、思ってたよりも多くの撮影ができました。中でもエラスムス彗星の尾が撮れた
のはラッキーだったのですが、そのほかにも色々撮影してて、画像処理が間に合わない状況になっています(^^;

とりあえず新月の14日の夜に撮影できたのから行きます。メシエを順に撮っているとかいいながら、そのメシエの処理が進んでいないのが実情なのですが、やっぱりにぎやかなのがいいじゃないですか(^^;

この日は宵のうちの球状星団を少し撮影した後は、撮っておかなければならない対象が少なかったので、冬の撮っておきたいヤツをいくつか狙っています。10月に少し撮影しようとしたら筒が反転してしまったM42をまず狙ってみました。

ギガントによるM42 少しウェーブレット 2020年11月
Canon KissX9(HKIR) Orion CarbonSTD300mm+SkyWatcherF4コマコレ(1200mm F4.0 60sec x12 ISO 1600)
Vixen AXJ赤道儀ノータッチガイド YIMGでstack+PaintShopProとIrfanViewで調整

枚数はそこそこなのですが、やはり明るい対象です。ノイズを気にせず、ウェーブレット処理を少々かけてみると、なんだかモクモクしたのが目立ってきました。やっぱり明るい対象は処理も楽ですね。お気に入りの1枚です。


他にも赤いのも狙っているのですが、まずは秋の撮っておきたいコレ。h・x(エイチ・カイ)二重星団です。

ギガントによる二重星団 2020年11月
Canon KissX9(HKIR) Orion CarbonSTD300mm+SkyWatcherF4コマコレ(1200mm F4.0 60sec x12 ISO 1600)
Vixen AXJ赤道儀ノータッチガイド YIMGでstack+PaintShopProとIrfanViewで調整

もう少し露出をかけてスパイダーを目立たせたい気もしますし、もっと星の色が出るように露出を押さえたい気もします。明るい星団は星の処理をどうするか悩ましいのですが、とりあえずスパイダーが効いてきらりーんな星団になったのはよしとします。

その他のは…ぼちぼち処理していきます(^^;
いつもの2台体勢で、こんな風に天の川も撮影してました。この時はプロソフトンクリアフィルターを忘れたのでそのままですが、これはこれで細かいところまで描写できてていいかも…。

冬の天の川 E-M52 2020年11月
OLYMPUS E-M5II M.ZD 12-40mmF2.8Pro(12mm F2.8 60sec x8 ISO 3200)
Vixen PhotoGuide2ノータッチガイド YIMGでstack+PaintShopProとIrfanViewで調整

この地は少し光害もあるので、必ずしもベストな場所ではないのですが、家からは比較的近いのでよく利用します。肉眼では厳しいのですが、こんな風に写真では一応冬の天の川が写ってくれるので、そこそこ撮れるんですよね。ちょっと背景の赤いノイズ?が浮いてきてますが、色んな星雲星団が入り混じってて楽しくなってきます。やっぱり星野も赤外解像のカメラで撮りたくなるなぁ…。

毘沙門 奥の2台がMさんの 2020年11月
LUMIX TX1 DC VARIO-ELMARIT 9.1-91mmF2.8-5.9(9.1mm F2.8 20sec ISO 3200)
撮影風景はこんな感じ。こうやって見ると、やっぱりこの日は少し「もや」っぽい気がします。翌週はもう少し透明度があるような天気でした(雲は沸いてたんですが…)
この日は珍しく星クラブのMさんとご一緒しました。40cmのドブをのぞかせてもらって、ああでもない、こうでもないと色々楽しく過ごせました。時折、ゴツン!とか、バキッ!とか妙な音が(^^;してましたが、その後、大丈夫でしょうか…。
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