玄の館 ブログの部屋
思い出に 黒点狙うよ 肉眼級 (※ 太陽を直視してはいけません)(天文年鑑採用!)
2020
/
11
/
28
天体写真
こんばんは。「令和2年11月快晴」の後始末で、引き続き画像処理に追われている玄です(^^;
さて、今日は太陽です。
天体望遠鏡博物館のメンバーからの連絡で、今見えている太陽黒点が肉眼黒点レベルになっているよ、ということだったので、引き続き、光圀(BORG107FL)をベランダに展開して狙います。
ZWO ASI183MC BORG 107FL+ルチフラットナー(648mm F6.0 1/250secx20 Gain 0)
iOptron CEM25EC赤道儀ノータッチガイド AutoStakkert!3+Registax6、IrfanViewで調整
こちらは二日前、24日の昼に撮影したものです。この時に既に大黒点の片りんを見せています。西側には少し小さな黒点も見えてますし、つい数か月前までは無黒点日があたりまえだったのがうその様ににぎやかになってきています。
そして、本日は黒点が大きく見やすくなって、肉眼黒点級になっているというので、まずは眼視で確認してみました。もちろん、太陽メガネを通しての観察です。
しかし、元々近視がひどくて眼鏡もそんなに合わせていないので、自分の目ではわかりません。そこで、普段良く使っている星座眼鏡(といっても単眼鏡)の1.5倍レンズを持ってきて、その前に太陽観察グラスを置いて、しっかりピントを合わせてみてみました。
…おお!見える!私にも見えるぞ!。太陽の真ん中やや下に、何やら黒い「ぽっち」が見える!
ということで、肉眼黒点に認定します。(根拠なし)
ZWO ASI183MC BORG 107FL+ルチフラットナー(648mm F6.0 1/500secx40 Gain 0)
iOptron CEM25EC赤道儀ノータッチガイド AutoStakkert!3+Registax6、IrfanViewで調整
眼視したのは朝のうちだったので、昼ぐらいに、また撮影しようかなと思ってたのですが、GPVを確認するとどんどん天気は悪くなる方向でした。なので、急遽予定を変更して早めに撮影を行いました。結果として11時前ぐらいでしたが、雲間になんとか撮影できました。シャッタースピードをかなり稼げるからか、太陽面の模様の関係なのか、枚数はそれほど無くてもそこそこシャープな像が得られます。なんか月より面白い…(^^;
さて、2日前の写真と比べてもらうと黒点の移動がわかるかと思いますが、実は結構ヘマやらかしてます。
撮影のヘマというよりは、観察上の問題なんですが、おとといの結果は実は東西が合ってませんでした。CMOSでの撮影なんですが、本体がまん丸なんで、どっちが上なんだかよくわからないんですよね。USBコネクタが真上とか真下になるのならまだなんとなく分かるのですが、微妙に違うような…。またどこかで確認しておかねば。
更に、色合いが微妙に違うかと思うのですが、本日の撮影では「あ、これだけ大きくて明るい対象なんだから、オートホワイトバランス使えばいいぢゃん」と、ようやく気が付きました(^^;。惑星だと時々妙な色になってしまうので使えないんですよね。
更にさてさて、です。太陽つながり、というわけでもないのですが、今発売されている天文年鑑に、なんと写真を載せてもらえました。
今年の天文ガイド3月号に採用してもらった、2019年年末の日食の写真
です。
現象としては去年のじゃん、ということなんですが、考えてみたら昨年発売の天文年間には発売時期的に載ってないわけですよね。タイミング的には今年発売分になるわけですね。それにしても、超ラッキーです。こんなこともあるんですね。
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