曇りでも イブに間に合え クリスマス (NGC2264 クリスマスツリー星団、 M42、 C/2020 M3）
2020/12/24
こんばんは。玄です。
ここ二日ほどは冬型が少し緩んだせいでしょうか。天気が悪くなってきましたが、今夜はイブです。まぁ、雪が降ってもいいのですが、そんな気温でもないので空のクリスマスツリーでも楽しみましょう。
ということで、12月20日に遠征した際に「今年こそは」と狙ったNGC2264、クリスマスツリー星団とコーン星雲です。なんか青くて強調処理がうまく行ってませんが、初めてなんで許してください(^^;
クリスマスツリー星団とコーン星雲 (NGC2264)
Canon KissX9i(HKIR) BORG 107FL+マルチフラットナー(648mm F6.0 180secx12 ISO 3200)
iOptron CEM25EC赤道儀ノータッチガイド YIMGでstack＋PaintShopProとIrfanViewで調整
今年のクリスマスはサンタさんが何回も来てくれたので、マクシー6cmとか、今回のKissx9iとか、色々置いて行ってくれました。これだけ色々してくれたのだから、何故か現金が減ってしまっているのはまぁ仕方がないということでしょう(^^;;
いや実際、この春からKissX9(HKIR)を使い始めたのですが、ノイズは少ないし、EOSシステムのレンズはしっかり使えるし、小型軽量でバリアングルモニターで使いやすいし、で、普段のギガントに装着している分以外に、星野撮影用にもう一台欲しくなりました。それほど急いでたわけではないのですが、KissX9のHKIRの出物が出るタイミングが微妙で、なかなか手に入れられません。そんな時にこのKissX9i(「i」がついてる方ね)がHKIRで出てて、中古改造ということもあったので、価格も前回のKissX9と同じ。ネットで見てもKissX9とX9iの違いは連射性能とAF性能ぐらいだ、という話を見たので「これなら手に入れられるときに買っておくべきでしょ」と、ポチっとな…。(^^;;
で、届いたものを今まで使っていたX9と比べてみて…おやぁぁ？
…この辺は、機材の話になるのでまたぼちぼち出していきます。
さて、せっかく引っ張り出した光圀(107FL)とX9iですので、この日はいくつか冬の赤いのを狙ってみてました。
とりあえずハデなの行きます。冬の赤いのと言えばまずはコレでしょう。今年何度目かのM42です。実は11月にも一度ほぼ同じ構成(あの時はまだFUJI X-T1でしたが）で狙っていたのですが、なぜだか思いっきりピンボケになってしまい、ボツにしたままです。今回は慎重にピントを確認しましたので、とりいえずOKです。
光圀(BORG107FL)でのM42
Canon KissX9i(HKIR) BORG 107FL+マルチフラットナー(648mm F6.0 180secx12 ISO 1600)
iOptron CEM25EC赤道儀ノータッチガイド YIMGでstack＋PaintShopProとIrfanViewで調整
しかし、エンコーダーが内蔵されていてピリオディックモーションのほぼ無いはずの円子(CEM25EC)でも、ガイドずれが結構あります。プロミナーと違って光圀だと、鏡筒バンドでの固定なのでたわみは…少ないとは思うのですが、色々ずれる要素はあるのかもしれません。この辺、まだまだ奥が深そうです。これだけ露出時間をかけるのであれば、素直にオートガイドした方がいいかな…(^^;
後は、ギガントでも春の銀河を狙ってたのですが、色々処理に時間がかかりそうなので、まずは時事ネタが古くなる前に出しておきます。ぎょしゃ座にいたアトラスさん、C/2020 M3です。ただ、さすがに暗くなってきていて、尾は一応あるのですが、だんだん淡くて写りにくくなってきています。そろそろお別れかなー。
Canon KissX9(HKIR) Orion CarbonSTD300mm+SkyWatcherF4コマコレ(1200mm F4.0 60sec x8 ISO 3200)
Vixen AXJ赤道儀ノータッチガイド YIMGでstack＋PaintShopProとIrfanViewで調整
この日撮影できたのが他にも色々ありますので、年末にかけてぼちぼち出していきますね。
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