久々の 遠出の吐く息 白くなり (NGC 891)


こんばんは。久々の遠征の画像処理をしていてわくわくしている玄です。

1月は天リフさんのファンリレーがあったり、天候や体調が合わなかったりで遠征には行けなかったので、12月依頼の遠征、と言っても近場ですが、行ってきました。今回もギガントと光圀(BORG107FL)、錦展開、いえ、二式展開です。途中から、お仲間のMさんも合流して、少し離れたところで密を避けながらぼちぼちやりました。

ただ、冬から春先にかけての主なメシエは12月まででかなり撮影していたので、今回の狙いは春の銀河の辺りで、夜半近くになってからになります。しかし、半月過ぎの月が2時過ぎに上ってくるので、11時ぐらいからが勝負どころになります。

現地に到着したのは20時前ぐらい。20時半ぐらいにはギガントが撮影体勢になってたのですが、さて、何を狙おう…という状況でした。

秋の対象 NGC891 西空は光害があるので、コントラストは低めになってしまいました。
ギガントによるNGC891 エッジ銀河 2021年2月
Canon KissX9(HKIR) Orion CarbonSTD300mm+SkyWatcherF4コマコレ(1200mm F4.0 120sec x8 ISO 1600)
Vixen AXJ赤道儀ノータッチガイド YIMGでstack+PaintShopProとIrfanViewで調整

もっとも、こんなこともあろうかと(いや、あるでしょ)、今回は時間があれば狙うべき対象をスタンバイしておきました。メシエはだいたい撮影してあるので、面白そうなメジャーなNGCです。まずは秋の対象、NGC891を狙ってみます。ここ毘沙門は西~北東にかけてはそこそこ光害があるので、コントラストは低めになります。それでも、さすがはギガント。NGC891の暗黒帯をしっかりと捉えてくれました。この日、前半は風がほとんど無かったのも良い結果につながっていると思います。

錦展開!
毘沙門の錦展開 2021年2月
OLYMPUS E-M5II M.ZD 12-40mmF2.8Pro(12mm F2.8 40sec ISO 3200)

さて、撮影風景ですが、先日の天リフ小会議でaramisさんが自撮りのコツを披露されてたので、色々工夫して撮影しようと思ったのですが、今回はいまいちの結果です。今回機材星景撮影に使ったOLYMPUSE-M5IIだと、ダイナミックレンジ調整みたいなのが見つからなかったのも敗因かな。今ネットで調べてみたら、実は階調設定という項目があって、便利そうなのは「階調Auto」とか言うのがあるらしい。今度使ってみよう…

関連記事

コメント

非公開コメント