軽く撮り 色はきちんと 出せるとも (MAKSYで M42)


こんばんは。先のM42の炙り出し比較が天リフにうまく反映されなくて、ちょっぴり悔しい玄です。

天リフさんに乗せてもらうのは、自動で行われていると思うのですが、時々うまく反映されないことがあります。どうやら、FC2のブログ記述の詳細モードでタイトル画像を指定すると、うまく反映されなくなるようで、ウケを狙って少し気合を入れたものが外される、という残念な結果になるようです。

…ということは、星関連以外で、あんまし載せられてもな、というのは、逆にタイトル画像を指定してやれば外れるのかな?今度やってみよー。
閑話休題。

MAKSYでM42
MAKSYでM42 2021年2月
FUJIFILM X-T1 SIGHTRON MAKSY60(750mm F12.5 60secx8 ISO3200)
タカハシEM200 ノータッチガイド YIMGでstack+PaintShopProとIrfanViewで調整

さて、今回もM42です。でも、筒とカメラが違います。前回のは気合の入った光圀さん(BORG107FL)で、価格30万円コースのフローライトです。でも、こちらは口径6cmのマクストフカセグレン、MAKSY60です。年末の箱無し特価品でしたので、1万円以下。筒の価格で言えば1/30以下の激安品ですので、写りも1/30以下…(んなわきゃない)と考えれば、そこそこ健闘していると言っておきましょう。

あらかじめ断っておきますが、そもそもこのMAKSY、一眼カメラで撮影することを想定して作られているとは思いませんので、想定外の「ひどい使い方をして無理やり撮ってる状態」です。本来ならコリメートのスマホで月や木星ぐらいを撮るのが正解だと思います(^^;。でも、せっかくだから試してみたくなるじゃないですか。

MAKSYで撮影するスタイル。色々無理が…

とりあえず、MAKSY60とカメラの接続については、接眼部が24.5mm相当だと分かりましたので、24.5mmとカメラを繋ぐ適当なアダプターを調達しました。

これに、持ってるカメラの中では比較的軽量なX-T1を接続して、比較的明るい星雲、M42を狙います。軽さだけで言えばX-A1がいいのですが、A1だと液晶画面に星が出ない可能性が高いため、導入そのものができない恐れがあったため却下です。そういう意味では、KissX9とかの方が良かったかもしれません。

さて、アリガタの上に乗せたMAKSYとX-T1をEM200に乗せて、手動でM42を導入しますが、これがまた苦しい。そもそも適合するウェイトが無いため、手を離すとバランスが悪くて動いてしまいます。その上筒が暗いので、星がほとんど見えません。焦点距離も750mmもあるので、ほとんどR200SS並みです。ファインダーも無いので、手動導入は困難を極めました。簡易的なものでいいから、ファインダー筒は付けておかなかきゃですな。
(ファインダー代わりのポッチはあるんのですが、今回カメラが付いているので、そこは見えない状態でした…)

前回、ドナルド君に乗せてたときはピント合わせに失敗してたので、今回は慎重にピントを確認して、撮影します。出来上がったのが上の写真なわけです。

なにせ接眼部が24.5mm相当なので、ケラレまくりなのは仕方ないでしょう。後は、星像が結構ボテボテです。ピント合わせをしていても、そんなにシャープな感じはしなかったので、まぁこんなもんだと思います。それでも、リアルタイム画像ではトラペジウムははっきり見えてました。やっぱり眼視向きですよね。

あと、さすがの反射系でしょうか。色収差らしきものは見えません。この辺が安価なアクロマートとの違いでしょう。眼視で見れば、スッキリした見え味になります。

というわけで、MAKSYでもしっかり?(いちおう?)撮影できることは分かりました。せっかく軽量なんだから、こんなEM200に乗せて一眼カメラつけるより、ポタ赤にでも乗せてCMOSで電視観望した方がいいような気はします。そのうち、できるように考えてみたいとは思います。

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コメント

UTO
さすがマクストフだけあって、星像はスッキリ!ですね~
確かにCMOSカメラで撮影してみると思った以上に写りそう!

Re: タイトルなし

UTOさんどうも~。星に変な色が付いていない辺りは、さすがに反射だな、と思えます。
星像そのものは、少々ジラジラしてます。

一眼カメラは、接眼部が小さいこともあってちょっと無理がある感じです。今度CMOSで試してみますねー。
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