ほな行くで 春の銀河の 大阪な (M89 M90)


こんばんは。西日本出身の玄です。

いや、タイトルは別に関西弁にするつもりは無かったのですが、春の銀河の多さかな…とやるつもりで打ち込んだら「大阪な!」と出てしまったのです。もう、しょうがないですよね。最初の5文字はこうするしかないですよね?ね?(^^;;

さて、引き続き、2月上旬の春のメシエ撮影結果を行きます。まだ撮れていないメシエの春のヤツは、あまり目立たないヤツばっかりになってます。でも、おとめ座~かみのけ座の辺りの空域は、どっちを向けても移せば何らかの銀河が写るような場所です。とにかく撮影してみれば何か面白そうなものが出てくるかも。という期待があります。

今回はマルカリアンチェーンにほど近い、M89とM90です。後から気が付いたのですが、この二つって結構近いんですよね。この視界で言えば、同時に移すことも可能だったとは思うのですが、まぁ、あふたーかーにばるです。いいです。とりあえず撮影出来ましたので。

まずはM89。こちらは本当に楕円銀河だけなので、見た目は特に特徴は無いのですが、南側にちょこちょこっと他の銀河があったりするので、少しにぎやかな感じがしてます。

ギガントでM89 2021年2月
Canon KissX9(HKIR) Orion CarbonSTD300mm+SkyWatcherF4コマコレ(1200mm F4.0 120sec x8 ISO 1600)
Vixen AXJ赤道儀ノータッチガイド YIMGでstack+PaintShopProとIrfanViewで調整

続いてM90。こちらは強調処理していくと、どんどん中心部の模様が出て来て「おおー」という感じになりました。これぐらい模様が出てくれれば、撮影・画像処理してても楽しくなります。

ギガントでM90 実はM89のすぐそば 2021年2月
Canon KissX9(HKIR) Orion CarbonSTD300mm+SkyWatcherF4コマコレ(1200mm F4.0 120sec x8 ISO 1600)トリミング
Vixen AXJ赤道儀ノータッチガイド YIMGでstack+PaintShopProとIrfanViewで調整

春の銀河のうち、メシエはこれで一通り撮影した…はずです。残りは夏の球状星団が残っているので、夏のが上がってくるまでは、また色々チャレンジしてみるかなー。と、その前に、撮影してある春の球状星団があるので、また出します。

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コメント

UTO
なんでやねん!
と、とりあえずツッコミ ^^;

M90。そうなんですよね!銀河は強調処理していくとどんどん構造が出てきて面白いです。
で、どの天体も個性も豊かで、撮影対象に困ることがないんですよ。
時間がいくらあっても足りませ~ん。
ほんと、ライフワークですね。

ほらほやねん

UTOさんツッコミありがとうございます~。春の銀河でしばらく遊べそうですよね(違

このM90、よーく見てみると中心部と周辺部で回っている渦の傾きが違うような気がします。もっと解像できればもっと面白そうな気がしますね。
今のままだと露出が全然足りないのですが、どこかでじっくり撮影してやれば、楽しい銀河になりそうです。
いやほんと、銀河は奥が深いですね。UTOさんがライフワークにするのもわかるような気がします。
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