歩むほど 木陰に広がる 梅の香に


先週末の写真です。植物園の木陰になった梅林を、ゆっくりと歩きつつ撮影してみました。少し高い木が並んでいる境界付近に梅林があるため、どうやら1日のほとんど影になってしまうようです。ま、影にある分、やわらかい感じで撮れました。

共通データ:OLYMPUS E-M5II M.ZD 12-100mmF4.0 IS Pro(F4.0 ISO 200)少しトリミング

梅3輪 2021年2月
(86mm 1/250)

梅の花は、一つ一つがバラバラに咲いているか、あるいは固まって花弁が歪んでしまうぐらい密集して咲いているパターンが多くて、なかなか絵になりません。この花は比較的等間隔に綺麗に咲いていました。青空を背景にしようかとも思ったのですが、輝度差がありすぎて全然青空になりません。更に花が影になってしまうので、逆に木の幹を背景にしてみました。なんかもう、色々ギリギリです(^^;


こちらもしべの長い白梅
木陰の梅 2021年2月
(100mm 1/200)

これは二つの花が綺麗に並んでいました。ぐぐっと寄って、しべを強調すると、花粉が見えてきそうなぐらいに解像してくれました。花粉だけが強調されている右の花が個人的にはお気に入りです。こちらは、背景をとなりの植栽にしているので、緑になっています。ただ、やっぱり木陰感満載なんですよね。もっと露出を与えてやればいいのかもしれませんが、なんか難しいです。

最後は紅梅。これも3つの花がいい感じに並んでいてくれました。

梅らしい紅梅 2021年2月
(100mm 1/200)

これも背景は少しだけ工夫しています。後ろに紅梅があるので、それが入るようにしています。ちょっとだけかがんだり、左右に振ったりするだけで背景が大きく変わったりする場所もあるので、可能な範囲で背景は気にしています…が、どこまで効果があるかは(^^;
ということで、木陰のなーんとなくコントラストが低くて煮え切らない梅でした。
実は、この後木の間から差し込む日差しに花が当たるところが少しあり、撮影できています。また次に出しますね(出し惜しみ~)


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