カブりつつ 銀河の祭りも 少しだけ (M51,しし座トリオ,NGC4565)


こんばんは。玄です。
この週末は金曜日の夜に出撃しようと思いつつ、風が強いのと体調が整わないのでヤメにしたのですが、その分、色々撮影したいものは次の新月期までお預け状態になりました。
で、画像処理をしてます。2月の上旬に撮影したメシエは一通り処理したのですが、おまけ?で撮影していたBORGの処理が止まってたんですよね。フラットを撮影できていないのと、なーんか妙な周辺減光になってしまっているのでやる気が失せてました。

ステライメージ9にも、セルフフラットやカブリ除去機能があるので、その辺でいくつか試してみたのですが、なんかこう、しっくりきません。結局自分で明るい部分をてきとーに周辺減光処理してやるしかなさそうです。完全には取れませんが、ブログで紹介する分ぐらいにはまぁ、という形にはなりました。

偏った周辺減光みたいになっているので、多分スケアリングか光軸がずれてるんじゃないかと踏んでます。フラットナーの接続を2インチスリーブでやってたので、そのせいかもしれません。今度確認してみなければ…。

さて、BORGでの銀河巡り。最初はM51、子持ち銀河です。

BORG107FLでM51子持ち銀河 2021年2月
Canon KissX9(HKIR) BORG 107FL+マルチフラットナー(648mm F6.0 120secx8 ISO 3200)
iOptron CEM25EC赤道儀ノータッチガイド YIMGでstack+PaintShopProとIrfanViewで調整

ギガントで撮影しながらですので、放置撮影でもっと露出をかけてもいいのですが、エンコーダー付きのこの赤道儀でも、どうもずれます。プロミナーほどではないと思うのですが、やはりたわみがあるのだと思います。この辺は最終的にはオートガイドするしかないのかなー、と色々企みつつあります。もう何年もそう言い続けている気配はしますが(^^;;

さて、続いては春の銀河の代名詞?。しし座のトリオ銀河、M65,M66,NGC3628です。撮影データは全く同じです。

BORG107FLでしし座トリオ銀河 2021年2月

これも何度も画像処理を繰り返して、一度は決めたのですが、どうも銀河の明るい部分のコントラストが悪くてやり直したりしてます。難しいいぃぃ。数値で判断せず、感覚的に処理しているからこうなるんですよね。せっかくステライメージを買ったのだから、もうすこししっかり処理できるようになりたいところです。

最後に、ギガントで撮影していたかみのけ座のNGC4565です。見事な紡錘銀河ですが、今回、ギガントで撮影できたので結構細かいところまで見えてると思います。多少トリミングしてますが、こうやってみると大きめの銀河ですよねー。

ギガントでNGC4565 2021年2月
Canon KissX9(HKIR) Orion CarbonSTD300mm+SkyWatcherF4コマコレ(1200mm F4.0 120sec x8 ISO 1600)
Vixen AXJ赤道儀ノータッチガイド YIMGでstack+PaintShopProとIrfanViewで調整

光圀さん(BORG107FL)で撮影したのはもう少しあるので、また処理できたら出してみます。さて、次は何を狙うか…。

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