引き続き寒い日の写真です。偶然ではあるのですが、雪雲の間に青空がぽっかりと開いて、その下では雲から垂れた雪が山肌をやさしくなでていました。降り続く雪に太陽が当たって山の稜線がはっきり見えて、そこにほんのりと光芒が差して、寒いのだけどなんとなく暖かさを感じてしまいます。私の中では久しぶりにいい感じの空と山の写真が撮れたかな、と思えた1枚になりました。もっと広角で撮影して空を多く入れるとまた違った写真になったかも知れませんが、このときはレンズ交換も面倒だったので(^_^;)望遠レンズの広角側で撮影しました。まぁこれ以上広角側だと降りしきる雪の部分が小さく成りすぎるので、これはこれで良かったのかとも思います。コントラストを上げているのでわかりにくくなっていますが、実は写真の下の方に電線が写っています。写真を撮影したのは海際の堤防の上なのですが、この位置ではやはりどうしても電線がかぶってしまいます。それでも、周囲が田んぼなのでまだ山が良く見える方の場所だったりします。あと数百メートルどちらかにずれると、また家が迫ってきて山は電線越しでないと見えなくなってしまいます。見えている山は四国山地なのですが、海際からだとやはり距離があるためか、あまりはっきりした稜線を写すのは意外と難しく感じます。目で見ている分には結構はっきり見えることもあるのですが、撮影してみると…あれえ?ということが良くあります。例によってコントラストと彩度は上げているのですが、あまり青い空にしてしまうと寒く見えないので、どちらかというと控えめにしています。
OLYMPUS E-330 ZD40-150mmF4.0-5.6(40mm F5.6 1/400sec ISO 100)
コメント
No title
陽の光の差し込み具合もいいですね。
初め、雪というより火口から噴煙が上がっているのかと思いました。
2008/02/23 URL 編集
No title
たしかに噴煙に見えなくもないですね。コントラストを上げた効果が出てます。
2008/02/24 URL 編集
No title
2008/02/27 URL 編集
No title
2008/02/27 URL 編集