未明から 春の銀河をめぐりつつ(NGC4725、M102(NGC5866)
3月上旬の遠征では、夜半過ぎからようやく風が収まってきて、なんとかギガントでの撮影を続けることができました。夏のメシエが上がってくるまでに、ピックアップしておいた狙いどころを撮影してみます。
まずは今回少し力を入れた?NGC4725です。

Canon KissX9(HKIR) Orion CarbonSTD300mm+SkyWatcherF4コマコレ(1200mm F4.0 60sec x16 ISO 3200)
Vixen AXJ赤道儀ノータッチガイド YIMGでstack+PaintShopProとIrfanViewで調整
普段はメシエばっかり狙っているので、狙いどころのNGCはあまりチェックしていないんですね。なので、今回は吉田さんの天体写真の世界から、春の銀河の面白そうなのを選んでみました。風が怖かったので1分露出16枚にしたのですが、これぐらいなら、頑張って2分露出にした方がよかったかもかも、です。相変わらずてきとーな処理なので、吉田さんの写真と比較しちゃいかーん、な状態ですが、外周部の淡い部分も少し見えて来て、面白い銀河というのが分かり始めている感じです。フラットをもう少ししっかりすれば、もうちょっと暗部も表現できるかもしれません。まぁ、もう少し露出かけなきゃですが(^^;
本日はもう一つ。M102です。

Canon KissX9(HKIR) Orion CarbonSTD300mm+SkyWatcherF4コマコレ(1200mm F4.0 60sec x8 ISO 1600)
Vixen AXJ赤道儀ノータッチガイド YIMGでstack+PaintShopProとIrfanViewで調整、トリミング
02はメシエ天体の行方不明なヤツのひとつなんですが、ここではNGC5866がソレ、ということで撮影してます。これ、実は2月の遠征時も撮影してたのですが、なぜだか自動導入がうまく行ってなくて、全然関係ないすごーく暗い銀河を撮影してました。今回は形的にまず間違いないと思います(^^;
エッジ銀河の形なので、よーくよーく見ると、真ん中にうっすら暗黒帯が見えてます。もうちょっとしっかり表現できればいいのですが、そのためにはもう少し画像処理に工夫が必要そうです…元画像だと結構わかりやすいんだけどなぁ。強調しすぎかな…。とりあえず今回はここまで!
この週末も天気が良ければ出撃したかったところですが、残念ながら天気は悪くなりそうです。おとなしく機材整備しておきますかなー。黒技も、もう一つ(…いや、ふたつ?)検討中だったりします…(^^;
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