玄の館 ブログの部屋
狙う星 星出さんにも 挨拶を (ISS)
2021
/
04
/
26
天体写真
こんばんは。25日の天リフ超会議、音声で失敗して凹んでいる玄です(涙
4月25日早朝のISS(国際宇宙ステーション)パスは、関東地方で天頂付近を通る条件の良いものでした。これは是非撮影にチャレンジせねば、と前日から準備を進めてました(前日の遅くまで知人からLINEが入るまですっきり忘れていたのは秘密です)
OLYMPUS E-M5II KASAI GS200RC+x0.8レデューサー(1300mmF6.4 1/2000secx12 ISO 1600)
タカハシ EM200赤道儀(手動追尾) PaintShopPro+Autostakkert!3+Registax6
丁度月が出ていたので、リチャード君(GS200RC)で月を撮影して、そのまま温度順応を兼ねて筒を一晩置きっぱなしにします(カバーはかけます)。翌早朝に早起きして、カメラだけ取り付けてそのままISSを狙うという算段です。
なんとか起きて、E-M5IIを取り付けてピントをあわせます。ファインダーもそこそこ合ってたのですが、最終的には少しずれていたのかもしれません。
前回はパスの方向と垂直に極軸を向けた
のですが、これが失敗だったので、今度はパスの方向に極軸を向けます。そうすると、ほぼ赤緯軸だけで追尾できました。完ぺきではないので、時々赤経軸のカウンターを当てつつ、連射する、という感じで比較的スムーズにいきました。
まぁ、ピラー脚で高さ調整ができないし、天頂付近を通るパスでしたので、姿勢的にはかなり無理がありました。天頂付近をちょっと超えたあたりで、限界。反転(体の反転)をあきらめて、屋根にかかるまで明るいISSを見ていました。
最終的に良さそうなカット12枚を集めてトリミングし、Autostakkert!3とRegistax6で強調してみました。まぁ、12枚だとあんまし変わらない感じですけどね。少しスムーズになった感じです。左端の明るい部分が、多分先日星出さんを乗せて到着したクルードラゴン…じゃないかと勝手に思ってますが、それが分かりそうなぐらいの解像度にはなりました。1300mmの面目躍如でしょうか。
ちなみに、見え始めてから接近途中のカットはこんな感じです。次第に大きくなって、角度的にも下側が見えてくるようになって、細かい構造も見えてきています。(向きが違うのは…カメラのせいです。面倒なのでこのままにしちゃいました…)
やはり、真上を通るような感じで距離と角度が大事なのが良く分かります。
しかし…これは、一度味をしめるとまたやってみたくなりますね。条件が良い時にまたチャレンジしてみたいと思います。
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