春の夜に 昇る銀河の まぶしさか
こんばんは。玄です。もう5月ですが、4月上旬の遠征で撮影した広角での天の川、ようやく処理できたので載せておきます。
今回は新しい(と言っても中古入手ですが)レンズのTokina ATX12-40mmF2.0の実践投入でした。

Canon KissX9i Tokina AT-X14-20 F2 PRO DX(14mm F2.0 60secx16 ISO1600)
ケンコースカイメモS StellaImage9+PaintShopProとIrfanViewで調整
EOS用の天体撮影レンズとしては、50mm~1300mmぐらいまで、比較的スキなく?レンズや望遠鏡が揃っているのですが、広角側はちょっと問題がありました。まぁ、贅沢を言わなければ18-135mmがあるのでこれを使えばいいのですが、明るい広角側のレンズが欲しかったんですね。明るさだけで言えばSIGMAの18-35mmF1.8を導入するという手もあったのですが、せっかくなら超広角側も…と欲張ってしまいました。しかし、10mm前後からとなると、F2.8になります。今回探して見つけたのがこのレンズなのですが、広角側が14mmから、望遠側は20mmまでと、ズーム比率ではちょっと物足りないのですが、一番欲しいのは24mm相当の16mm前後でしたので、まずはOK。しかもF2.0とかなり明るいので買う気まんまんでした。
しかし、先立つものの算段をしている間に、CanonもNikonも、一眼レフのレンズの整理が始まってしまいました。SIGMAやTokinaも例外ではなくて、どんどん商品ラインナップが縮小されていき、ネット在庫も怪しくなってきてます。狙いの14-20mmF2.0も最初は即納だったのですが、4月に入ってイザ買おうと思ったら納期未定の所が多数…ひええ。
改めて中古を探してみると、まぁそこそこあります。結局比較的安かったソフマップの中古で入手しました。最初に買おうと思った新品安値の所に比べると、かならずしも中古なりの安さではないのですが、まぁ、天体写真で使えればいいのでまずます、と考えてます。
撮影結果は、F2.0でも星像は比較的シャープです。ただ、全体にあちこちに流れているような結果になってます。ガイドのせいかとも思ったのですが、流れる方向が画角の中で違っているというのも妙なので、もう少し色々検証してみる必要がありそうです。周辺減光もかなりあるので、絞ってどうなるか、というのも見てみたいところです。

OLYMPUS E-M5II M.ZD 12-40mmF2.8Pro(12mm F2.8 40sec ISO 3200)
この日は、明け方の薄明間際では肉眼でもはっきりと天の川が昇っているのが見えました。固定撮影でもこんな感じです。実際処理してみると、なかなかいい感じになってきました。赤外と超広角、色々楽しみたいと思います。
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コメント
Canonなんかは、EF-MとEF-Rを考えるとEFレンズをHubにしてもいいのに、とか思っちゃいますが、まあ、思い切った転換政策が上手くいってるみたいですしね。
Nikonはちょっと心配な位だもんね、、
それにしても、天の川、見事ですね。
ボクもそろそろ、遠征したいなーと思いつつ、このGWもステイホームかなー・・。
2021/05/02 URL 編集
Re: タイトルなし
「デジタル一眼カメラ」は、ミラーレスが一通り揃ったところで、多分盛り返してきていると思います。
「デジタル一眼レフカメラ」は、どうやら縮小しまくっている気配です。
Nikonは、少し前にビッグカメラでFマウントレンズが投げ売りされている、という話を聞いたので、これは…と思ってたのですが、Canonもそれが来たか…という気配です。
レンズの話は尽きないのですが、欲しいのがあるなら今のうちに…という感じですね。
いよいよとなれば、カメラ替えちゃうという手もありますが…。
天の川は、やはり明るいレンズが効いているのでしょうか。雲はあったものの、なんとか写し取ることができました。
せっかく買ったので、ガシガシ使ってやります。
2021/05/02 URL 編集