雲間でも 狙う太陽 細やかに


15日の昼間は比較的晴れ間もあって、太陽が見えていました。一時無黒点の日が続いていたので「太陽を見てもなぁ」と敬遠してたのですが、ここ数日はまた黒点が見えているという事なので、夜の観測がおぼつかない今、見ておこう、と太陽撮影キットを引っ張り出しました。

引っ張り出した、と言っても内容はBORG107FLに太陽フィルターを付けただけで、赤道儀は星見台にEM姫(EM200)をセットしただけの簡単な?ものです。まぁ、EM姫はそこそこ重いので出し入れするのは面倒なのですが、実は前日にISSを撮影してそのまま置いてたので、さほど手間はかかりません。

しかし、「まだ大丈夫だろう」と思ってたら、太陽が傾き始めてたので慌てて準備したのは内緒です(^^;

時間帯にもよりますが、この日は雲が出たり消えたり。ちょうど撮影時に雲がやってきて、太陽の周りを流れていきます。もやもやしながら雲間に太陽が出てくるのを待って、なんとか撮影に成功しました。

黒点がはっきりしている太陽 2021年5月15日
ZWO ASI 183MC BORG 107FL+マルチフラットナー(648mm F6.0 3msecx40 Gain 0)
AutoStakkert!3でスタック&Registax6でウェーブレット

ASI183MCは、2,000万画素あるのでそれなりに転送に時間がかかるからか、フル画素だと、USB3.0接続でも4FPSぐらいしか出ません。いや、実際はもっと出るのかもしれませんが、私の環境ではこんなもんです。jpeg撮影なのに、200枚撮るのに1分ぐらいかかります。普段なら特に気にしないのですが、この日は雲が流れてくるのでそわそわしながらの撮影になりました。

それでも機材を出して撤収するのにかかる時間は数十分です。手軽に撮影できるのは太陽や月のいいところですが、問題はここからでした。

雲があったせいか、AutoStakkert!3でのスタックがうまく行きません。変にブレたり、部分的に切れたり…。雲が出たカットを意図的に外したり、重ね合わせを拡張にしたりして、なんとか形になりました。多分、画像処理の方が時間がかかってます。

それでも、強調処理を強めにかけると、黒点や粒状斑がはっきりしてきました。なかなか面白い太陽面になってます。右下のモヤモヤしたのは雲の影響だと思いますが、右上の方には白斑らしきものが見えます。黒点は目立つ真ん中やや左のものの他、その左側、そして真ん中上の方にもひとつあります。こんな小さな黒点もはっきり撮れるとは思ってませんでした。思いのほかシーイングは良かったんだと思います。

さて、世間ではいよいよ梅雨入りが始まっています。今年はやっぱり季節が2週間早く進んでいる感じですね。関東地方の梅雨入りも時間の問題だとは思います。いや、問題なのはこの時期に広がる細菌、ポチリヌス菌ですね。今年はGW明けに新しいおもちゃを導入しましたので、その設定や機材整備に充てるだけで、変に感染しない予定なんですが…さて(^^;

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