月食の 前に眺める 月見かな
明日は久々にしっかり見られる皆既月食かな…と思ってるんですが、残念ながら天候はいまひとつの気配です。まぁ、見られればラッキー、ぐらいでしょうか。前回見ることができた2018年の月食でも、晴れない晴れないといいながら、ほぼ全部見ることができましたので、なんとか可能性を繋ぎたいと思います。
さて、その月食の撮影練習…ではないのですが、23日日曜日、ここのところ色々やっているCMOSでの撮影をしてみました。サクッと出せる筒、リチャード君での撮影です。実際にはギガント(30cmF4)で撮影した方が解像度の高い絵になりそうなんですが、そうなると出し入れが大変なので、まずはこの辺です。
前日は雲が来て1枚撮りをしたところであきらめたのですが、この日は雲があるものの、なんとかスタックする枚数をかせぐことができています。200枚で撮影して、クローズアップもとらえてよし、というところで片づけに入りました。途中で画像を確認して…と、データのコピーを使用として気が付きました
…無圧縮aviで記録している…orz
何も指定しないとこのデフォルトになっちゃうので、jpegにするの忘れちゃうんですよね。いやまぁ、画質的にはaviが正解なんでしょうが、いかんせんデータが数十GBになってしまうので、扱いが面倒なんです。jpeg200枚とかならサクッと移動できるし、そのまま保存しておいてもまぁ、いいかぁ、と思えるので気楽なんですが…。
もう一回撮りなおそうとも思ったのですが、外に出てみるともう雲が来てたのであきらめました。まぁ、そのまま処理すればいいだけです。動画ファイルは後で消しておこう…(^^;;

ZWO ASI 183MC IDAS KASAI GS200RC+x0.8レデューサー(1300mmF6.4 1/100sec Gain 225)
タカハシEM200 AutoStakkert!3+Registax6 PaintShopProで2枚モザイク
ということで、100/200枚をスタックして2枚モザイクして完成させました。ウェーブレットを少し強めにかけてみましたので、少々ギトギトですが、たまにはこんなのも…というか月面らしくていいでしょう。コントラストをもうちょっと上げてもいいぐらい?

シーイングは必ずしも良くなかったので、ゲインを少々上げて1/100秒を確保しています。ギガントならもっと早いシャッターを切れたかもしれません。リチャードにしても、まだ本領発揮、とまでは行ってないはずです。ちなみに、コペルニクス付近だけをクローズアップでも撮ってみました。光学系が変わらないので性能は変わらないのですが、ブログにアップする分にはこっちの方が解像感じはありそうです。本当は月食でもこんな風に超解像みたいな月が撮れれば面白いのでしょうが、今回はまずみられるかどうか…ですね。
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