玄の館 ブログの部屋
雨の中 ねじれる花と AFと
2021
/
06
/
19
植物
雨の土曜日ですが、買ったばかりのPowerShotG5X MarkIIを抱えて、さっそくいつもの植物園に行ってみました。狙いは、咲いているであろうねむの木と、あるかもしれないネジバナです。
Canon PowerShotG5XmkII CanonZoom 8.8-44mmF1.8-2.8(44mm F2.8 1/500sec ISO 125)
ねむの木は毎年梅雨時に咲いている、というイメージはあるのですが、意外と近所に無いということもあって、去年は咲いている時期を逃してしまいました。ネジバナはいつも行く庭園に咲いているのを偶然見つけて撮影できたのですが、本当なら咲いているのを狙って撮影に行きたいところでした。
で、先日車を運転していた際に、ねむの木が咲いているのを見かけて「お!もうそんな時期か!」と、今日は雨を押して出かけたわけです。
ねむの木は昨年出遅れて、場所は知ってたのですが、ネジバナはあるのかどうかは分からないまま出かけていきました。なければ、昨年見かけた庭園に翌日撮りに行こうと、バックアッププランまでは考えてました。
で、さすがは植物園?。係りの方に問い合わせてみると、知っている人に聞いてくれて、「日本庭園にあります!」と案内してくれました。まぁ実際は、「植えてある」というよりは「生えてきた」という、まるで梅雨時のレンズやカメラのような存在のようです。昨年の庭園のネジバナも、芝生広場に勝手に生えているような感じでしたもんね。
Canon PowerShotG5XmkII CanonZoom 8.8-44mmF1.8-2.8(32.3mm F2.8 1/250sec ISO 125)
日本庭園の小さな池の手前に並んでいたネジバナですが、雨の池をバックにいい感じになってくれました。こんな風に並んで咲いてくれるといいんですけどねー。
Canon PowerShotG5XmkII CanonZoom 8.8-44mmF1.8-2.8(33.8mm F2.8 1/500sec ISO 125)
固まって咲いているところはこんな感じです。ここの日本庭園エリアはさほど広くないので、もうちょっと広い場所で咲いてほしいのですが、それでも近場でこんな風に咲いているところがあるだけラッキーということにしておきます。
さて、使ってみたPowerShotG5X MarkIIですが、これまで使っていたPanasonicのLumix TX-1と比較して、レンズがF1.8~2.8と明るいため、背景のボケもそれなりに出てくれるようです。ただ、一通り使ってみた感想としては
… AFがヘボい …
比較的新しい機種なので、AFなんかもかなり進化しているんだろうな…と勝手に期待してたのもあるかもしれませんが、今回の雨の植物、という若干コントラストが悪くてAFしにくい場面もあったかもしれませんが、とにかくピント合わせに難渋しました。最後には、
… これ、壊れてるんぢゃねーのか? …
と思うほどだったのですが、家に帰って部屋の中で検証してみると、特に問題なくピントは合います。先日はデジタルズームで月面撮影してみたのですが、その際も問題なかったことを考えると、シーンによって苦手な所があるようです。
とりあえず、もう少し慣れていく必要はありそうですが、チルトタイプの液晶や、ポップアップ式で若干面倒だけど良く見えるビューファインダー等は使っててすごく便利です。明るいレンズと合わせて、活躍の場は広がってくれそうな気はしますが、それだけにAFがショボいのは、なんとかしてほしいところです。AFのパターンについて、どのシーンでどのように使うのがいいのか、もうちょっと使いこなしが必要かもしれません。
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