品川の ニコンの城に 見たレンズ

関東地区の皆さま、梅雨、明けましておめでとうございます。
まだまだ大雨で苦労されている方、改めてお見舞い申し上げます。

さて、少し前、先週の土曜日になりますが、行きたい行きたいと思っていたNikonミュージアムにようやく行くことができました。ここ、平日又は土曜日しか開いてないので、タイミングを掴めないと意外と訪れる機会が無かったんですよね。

ニコンミュージアム 2021年7月 品川風景
Canon PowerShotG5XmkII CanonZoom 8.8-44mmF1.8-2.8(8.8mm F5.6 1/250sec ISO 320)HDR

当日はまだ梅雨明けしてなかったのですが、品川駅からの歩廊から見ると、青空がちらほらと見えて、夏が少しずつ近づいている感じがしました。目的地のニコンミュージアムはこの写真の左側のビル、一番奥になります。
土曜日の午後でしたが、意外と空いていて、密になることもなくじっくり見ることができました。まぁ例によってそれほど時間は無かったのですが(^^;

ニコンミュージアム 2021年7月 合成石英インゴット
入ってすぐの所にある合成石英のインゴットは見ものです。迫力満点でした。こんなの部屋に飾って見たくなりますが、どこに置きましょう…(悩むな

ニコンミュージアム 2021年7月 すばると望遠鏡
皆さん良く撮影されているニコンの望遠鏡とプレアデス星団と記念撮影ができるエリア。三脚がスタンバイされていて、スマホやカメラをセットしてセルフタイマーで撮影出来ます。カメラの手前にLEDの格子ぽいのが置いてあって、星、というか幻想的な雰囲気を撮影できるようにしてあります…が、これ、後から気が付いたのですが、普通にスマホでこんな風景を撮影すると、人物や星雲が確実に露出オーバーになります。それを防ぐような意味合いもあるんじゃないかと…やるな、ニコン…。

ニコンミュージアム 2021年7月 ナノクリスタルコート
見ものはいっぱいあるのですが、撮影し損ねてるのも多いので、とりあえずいくつか。レンズやコーティングを説明するエリアがあって、アクロマートや特殊レンズを比較して色にじみが違うことを表現してたり、こんな風にコーティングの有無で反射が全然違ったりするのを説明してたりしました。油断すると見過ごしてしまいそうなエリアですが、こうやって見ると、ナノクリスタルコート、すげぇ…。

ニコンミュージアム 2021年7月 望遠鏡展示
メインで見たかった望遠鏡エリアも、いろいろな望遠鏡が展示されていて、じっくり見て行けばそれなりに時間を過ごせそうです(^^;。写真の一番奥に見えているのが20cmの屈折望遠鏡。確か天体望遠鏡博物館にもあったとは思いますが、結構迫力です。
その手前にある12cm反射望遠鏡。え?ニコンがコンシューマー向けの反射望遠鏡って出してたっけ?と思ったのですが、これは試作品だそうです。接眼部が固定で鏡を動かしてピントを合わせるなど、かなり斬新な設計だったようです。世に出なかったのは、価格かなぁ(^^;;

ニコンミュージアム 2021年7月 歴代カメラ一覧
で、やはり圧巻だったのは歴代のカメラやレンズを展示してあるコーナー。ニコンのカメラ好きなら、ここだけで2時間ぐらいつぶせそうな感じです(^^;;
きちんと保存されているのがすごいなぁ。あこがれだったカメラや、最後の方には今自分も持っているようなコンパクトデジカメ、そして現役のZシリーズのカメラもありました。逆に、初代のカメラとしては、何故かキヤノンのカメラが展示してあります…その時は、レンズを製造していたのがニコン(の前身の会社)だったそうな…。いや、ニコンミュージアムでキヤノンのカメラを見ることになるとは思いませんでした(といいつつ、キヤノンのカメラで撮影してますが…)

このほかにも、半導体関連の展示もあります、ステッパーのためのレンズなんか、もう圧巻です。こんなガラスの塊みたいなレンズがあるんだ…って感じですね。

もっともっとじっくり見てみたい…とおもいつつ、食券を買ってニコンようかんを手に入れて、ミュージアムを後にしたのでした。また行ってみたいなー。
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