星空を 逃してなるかと 二本出し (月面,木星)


こんばんは。玄です。
金曜日に梅雨明けして、昨夜、7月17日は比較的良く晴れた夜になりました。色々所用もあるので遠征はいけませんでしたが、この晴れ間を逃すのはさすがにもったいないので、自宅から惑星系を主体に撮影してみました。

まずは月面です。星見台にEM200とリチャード君(GS200RC)をセッティングし、上弦の月面を狙います。しかし、気が付くと上弦の月面ばっかり撮影しているような気がします。あとは満月か…。もう少し違った月齢も撮影してみたいところですね。

7月の上弦 2021年7月 GS200RC
ZWO ASI183MC KASAI GS200RC+x0.8レデューサー(1300mmF6.4 Gain80 1/80secx250/500)
EM200 AutoStakkert!3+Registax6+PaintShopPro+IrfanViewで処理

今回の上弦では月面Xが見えなかったのですが、タイミング的には月面Xが見えなくなった後の月、というイメージでしょうか。探してみると、確かに月面Xがいつも見えているところに、確かにそれっぽい形があります。特に指し示しはしませんので、探してみてください(単なる手抜き)

その後、実はM4とかM7とかM8とかを撮影してみたのですが、本来はガイド鏡の新しいのをスタンバイして試してみたかったんですね。ただ、あまり時間が無かったので、とりあえずここまで。次に、惑星撮影にチャレンジします。

土星は衝が近いので、気が付くとだいぶ高く上がっているのですが、木星も含めてどのみち東の空になります。しかし、いつもの星見台からは西側の空しか見えません。なので、このセットはそのままに、北東側のベランダに、今度はギガント(オライオン30cm)を展開します。考えたら久々のAXJ、久々のギガント展開です。この梅雨の間に鏡を洗っておかねば…と思ってたのですが結局できないままです。

さて、なんとか30cmをベランダに展開して、まずは木星を導入して眼視観察してみます。おお、かなりいい感じ。今の時期だからでしょうか。シーイングがかなり良いようで、木星もピタリと止まって見えるかのようです。実際にはのぞき込む姿勢の関係で、自分自身がゆーらゆら揺れているのがまどろっこしくなります。大赤斑も見えているので、これは撮影せねば!という状況でした。

大赤斑も見えた7月17日の木星 20201年7月
ZWO ASI183MC Orion CarbonSTD300mm+ビクセンx2バロー(たぶん36200mmぐらい 1/20sec x500/1000 Gain112)
Vixen AXJ赤道儀 Autostakkert!3でstack+Registax6とIrfanViewで調整

しかし、久々の惑星撮影なもんだから、カメラアダプターが見当たりません。結局、きちんと片づけた場所にあったのですが、見つかるまであっちこっちひっかきまわしてしまいました(^^;。なんとかビクセンの2倍バローを付けて、しっかり撮影できています。大赤斑も含めて、今まで撮影した中では一番いい感じに撮れたんじゃないかな…。

拡大率やシャッタースピード、シーイングや光軸など、まだ追い込めそうな点はあるので、もうちょっとしっかり写せるかもしれないけど、シーイングさえ良ければ、常にこのレベルが得られるのであれば、やっぱり30cmはいいなぁ、と思ってしまいます。

さて、ここまで写るのであれば、土星も結構いい感じになるんじゃないか?と思って土星を導入してみます。が、何故か見えません。おかしぃなあ?と思ってもう一度確認してみると…

しっかり、家の影に隠れてもう見えなくなっていました(涙。ということで、この日あhここまでで終了。うう、リチャード側でちょっと遊びすぎたな…。

今夜晴れたら、土星はリベンジしてみたいなー。しかし風、強いんだよな…。

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