土星とともに 真上のリングも 撮り重ね (M57)


こんばんは。玄です。18日の土星を撮影した時に、せっかくギガントを出したんだから、と、ちょっと欲を出して他のものも撮影してみました。

と言っても、市街地で明るいし、月も出ています。おまけに極軸もてきとーに合わせただけなので、それほどしっかりした撮影はできません。でも、惑星状星雲のM57ぐらいなら、なんとか電視観望っぽく見て撮れる、んじゃないいかなー、と向けてみました。

とにかく最終結果。どん。これはこれでお手軽(後処理ちょっと大変)ならいいんじゃね?
M57 10秒露出32枚重ね
ZWO ASI183MC Orion CarbonSTD300mm+ビクセンx2バロー(2600mmぐらい 10sec x32/100 Gain450)
Vixen AXJ赤道儀 YIMGでstack+PaintShopProとIrfanViewで調整

土星を撮影したそのままの設定だと、影も形も見えませんが、露出を10秒ぐらいまで延ばして、ゲインをマックス(450)まで上げれば、なんとか形が見えてきました。本当ならちょっとしたフィルターを入れて露出をもっとかければしっかり見えてくるとは思うのですが、ついでの撮影なので、こんなもんです。あ、忘れてましたが、土星撮影のセットそのまんまなので、ビクセンの2倍バローをかましてます。センサーが1インチなので、フルサイズ換算だと、おおよそ6,400mmぐらいになります。F8…よく考えたら、結構無謀な撮影ですよね(^^;

ま、まぁ、それでもこのまま放置して、100枚ぐらい撮影してスタックすればそこそこの画像になるんじゃね?と、とりあえず撮らしてみます。この日と翌日は土星の処理に時間をかけたので、このM57の存在はしばらく忘れ去られることになります。

そしてオリンピックウィーク。晴れてるんですが、寝ぼけているのと満月期なんで撮る気なし。こんな画像処理をしています。最終結果は上に示した通りなんですが、撮影時にダークもフラットも撮っていないし、オートガイドもしていないので、処理に相当苦労しました。ちなみに、撮って等倍の1枚だと、ちょっと強調してこんな感じ。

M57等倍1枚のみ強調 のいずすげえ

…淡いのはまぁいいとして、ノイズがすごいんです。

まず、ステライメージ9にかけてみました。何回か試してみましたが、ダメです。うまく重なってくれません。続いてAutoStakkert!3にかけてみました。ポイントに星を指定したりもしましたが…やっぱり駄目です。うまく重なってくれません。そもそも100枚をてきとーに放り込んで自動で重ねてくれ、というのが、これだけずれが大きくてノイズが多いとうまく行かないようです。そもそもノイズを星と勘違いしている可能性がありますもんね。せめてダークぐらいは撮らないとダメかな…(^^;

とにかく、このデータをなんとかしたいな、と考えました。こうなると、後は必殺!YIMGに頼るしかありません。まず手動で画質の悪いカットを除いて、合計32枚を選びます。それを16枚ずつYIMGに入れて、目立つ星にA,Bの印を全てのカットに付けます。そこで画像合成-ポイント指定で、4枚ずつ合成します。この時にノイズ除去にチェックを入れておくと、σクリップが働いて、目立つノイズがまず無くなります。更に4枚合成できたところでその4枚を再度同様に合成しますが、このときはノイズ除去をせず、そのまま重ねて画像を滑らかにします。出来上がった2枚を合成し、カラーバランスを整えて強調処理したのが先の最終結果、というわけです。

最終結果は合計320秒、約5分の露出なので、描写としてはまぁ、こんなものかな、というところでしょうか。お手軽撮影(処理はちょい大変)の6,400mm相当の撮影であれば、いいんじゃないでしょうか(^^;

夏場でいまひとつスッキリ晴れないため、遠征は行けてないのですが、こんな感じで色んなことをぼちぼちやっていきたいとは思います。

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