明るくとも 真上見上げて 5分だけ (市街地でM27)


こんばんは。玄です。台風接近だからでしょうか。ここ二日ほど、夜中の大雨でちょっと寝不足気味です。おとといの夜なんて、「ザーザー」てな感じではなくて、「だばだばだばーっ」ってな感じの雨音?で目が覚めましたよ。恐らく一瞬の大雨だったんだとは思いますが、外を見るのも怖くてそのまんま寝てました(をい

さて、なんか久々のちゃんとした?星ネタのような気がしますが、それほどでも無いし、でもそこそこの結果になったかな、と思うものになりました。7月19日の土星を狙った日に、土星がそこそこの高度になるまでの時間、撮影してたM27です。

市街地でM27 2021年7月
Canon KissX9i(HKIR) Orion CarbonSTD300mm+SkyWatcherF4コマコレ+SvBony CLSフィルター(1200mm F4.0 60sec x5 ISO 3200)
Vixen AXJ赤道儀ノータッチガイド YIMGでstack+PaintShopProとIrfanViewで調整

実はこの撮影、合計10枚を撮影してます。そのうち1枚はテストカットですが、今回使用した5枚の他、後4枚あります。その4枚は、実はオートガイドをやってました。
ん?ではオートガイドをやった4枚は使わなくて、ノータッチの状態だった5枚を使ったのは…?

はい、ご察しの通り、うまく行きませんでした。今回はこれまでの70mmのガイドレンズではなくて、今回導入した焦点距離200mmのガイド鏡を使ったということ、そしてAXJで初めてのオートガイド撮影にチャレンジした、ということもあり、PHD2やStarBookTENの設定がマッチしていなくて、ひどいハンチングに悩まされたんです。ええ、星が行ったり来たりしてましたよ(涙

後からマニュアルをチェックしてみると、オートガイド時の赤道儀の速度調整があるみたいなので、せめてそこをx0.5ぐらいにしておきたいところでした。この後、晴れたらまた試してみようと思いつつ、暑さや疲れでまだ試せてません。せめて新月になる前には一度確認しておかねば(なんかこんなんばっかりですが…。

自宅ベランダから天頂付近を狙う。初ガイド失敗

さて、実はオートガイドする予定だったり、惑星撮影だけのつもりだったりしたので、極軸設定もてきとーな状態で撮影したので、ガイドずれは目立つのですが、それでもM27の描写は悪くない感じです。カラーバランスや周辺減光はまだまだ調整できそうですが、その辺はまぁ、気合入れて直す気がしないのでここまでです。
それよりも、露出5分だけでここまでの描写ができてしまうのは、なんだか反則的な気もします。自宅からの撮影も、意外と捨てたもんじゃないかもしれません。CLSフィルターも一応効いてるかな…。周辺部のカラーバランスが崩れまくるのはなんとかしなければなりませんが…。

しかし、家の東側は、住宅街でとにかく視界が限られるんですね。電線も飛びまくりなんで、やっぱりテスト的な撮影しかできないかなぁ…。



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