暑さ耐え 力の限りに 鳴く蝉も


先週金曜日、オリンピック休暇=スポーツの日の朝、天気も良かったのでセミの鳴いている公園に、セミ撮影のチャレンジに行ってみました。鳴いてる蝉は特に午前中に比較的見やすいことが多いので、なるべく早く行ってみたつもりでしたが、9時前ぐらいになって、既にかなり暑い状況でした。ひー。

クマゼミ 2021年7月
OLYMPUS E-M5II M.ZD 40-150mmF2.8Pro+MC-14(210mm F4.0 1/250 ISO 200)トリミング

やはり、なんといっても大きな声でシャワシャワ鳴いているのはこいつ、クマゼミです。ただ、大きな声で鳴いているにもかかわらず、意外と見つけることができません。すぐそばで鳴いているはずなのに見当たらない…。やっと見つけたと思っても、木陰になっていて見にくいとかアングルが決められないとか、葉を避けて撮ろうと思うとものすごい姿勢になっていたりとか…なかなか苦労させられました。

撮っていて気が付いたんですが、暑さを避ける意味があるのかどうか、セミたちはとにかく木陰側にいるということ。枝の日向の方にはいないんですね。日陰にいる、すなわち枝の下側にいる蝉を撮影しようとすると、必然的に真上やそれに近い方向を向かなければならないし、日陰なので露出も難しい…意外とハードルの高い被写体でした。

アブラゼミ 2021年7月
OLYMPUS E-M5II M.ZD 40-150mmF2.8Pro+MC-14(210mm F4.0 1/250 ISO 200)

こちらはアブラゼミ。時間帯的なこともあってか、アブラゼミはあまり鳴いている感じはしませんでした。木陰の中にいたので、こちらは比較的みやすい場所でしたが、それでも距離はそこそこあって、持ち込んだ40-150mmF2.8+テレコン1.4倍の望遠端、210mm(フルサイズ換算420mm)にしてようやくこの大きさです。やっぱり昆虫とか鳥とかでは、これぐらいの望遠が普通に欲しくなりますよね。

ニイニイゼミ 2021年7月
OLYMPUS E-M5II M.ZD 40-150mmF2.8Pro+MC-14(210mm F4.0 1/250 ISO 200)トリミング

最後はニイニイゼミ。こちらも近所では割と良く鳴いています。というか、6月末から結構鳴いてました。梅雨が明けた今ではミンミンゼミやクマゼミに押されてあまり聞こえませんが、思ってたより結構いるみたいです。このカットでは木の葉に囲まれて緑にカブっちゃいましたが、木の色に近いこいつはなかなか見つけられないんですよね。

以前、引っ越し前の地域では、クマゼミは少なくて代わりに少し林があるエリアではヒグラシの声が良く聞こえていたことを考えると、やはり標高や緑地などから、地域性は結構あるのだろうなと思います。さすがに子供のころの様に蝉取りに夢中になったりすることはないはずなんですが、今回は、蝉撮りに夢中になってました(^^;;

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