TNK ファーストライトは スマホだけ (令和TNK その6)
18日の夜は久々に良く晴れました。月も綺麗でしたのでここはひとつテストを、ということでまずはスタークエストP130Nを引っ張り出しました※。そもそもが眼視用途の望遠鏡ですから、月や惑星を見てあげるのがまっとうな使い方というものです(^^;
スタークエストシリーズで一番大きく、重い13cmの反射ですが、それでも合計重量8kgほどなので、やろうと思えば組み上げたままで片手で持ち上げられます。いや、もしかしたらこんなことをしていたから腰を痛めたのかも知れませんが(^^;;

スマホでコリメート撮影:スタークエストP130N(13cm F5 650mm) 10mmアイピース
月はもう南中を過ぎているので西側が見える星見台にセットします。南側を見ようとすると若干スペースが必要になりますが、軽くて扱いやすい赤道儀はとにかく手軽にセッティングできます。月を導入してまずは25mm( 倍)で眺めます。いい感じなんですが、やはり光軸が合っていない、どことなくいやーな感じの見え味です。月を中央に持ってきて、アイピースを10mm(65倍)にして確認してみます。見え味はそれほど変わりませんが、月面が視野いっぱいに広がるのでそれなりに迫力があります。
今回の確認のポイントはアップグレードキット(モータードライブ)です。クラッチの必要な締め込み具合とか、操作性を確認してみました。
クラッチは想定していたよりも強めに締め込まないとしっかり固定されないみたいです(完全に締め込む必要はなさそう)。ただ、もともと赤経のウォームは遊びがずいぶんとあるので、バックラッシュが残った状態でクラッチを締め込むと、モーターが効き始めるまでにずいぶんと時間がかかるので、月がどんどん視野から逃げていきます。この辺、きちんと駆動がかかる様に微動を調整してからクラッチを締めないと、うまく追尾してくれません。
撮影風景

Canon PowerShotG5XmkII CanonZoom 8.8-44mmF1.8-2.8(8.8mm F1.8 1/3sec ISO 6400)
…手持ち撮影なんだけど、良く見るとさそり座が写ってますな…
撮影の時も色々難しい対応が必要になるかも知れません。このバックラッシュ、もう少し小さくなるように調整しておいた方がいいのかなぁ。追尾精度とかを確認できれば、どこかでチャレンジしたいとは思ってます。
さて、明らかにずれていて、何とかしたい光軸ですが、ある程度まではなんとかなりました。詳細(と言っても大したものではありませんが)は、また次回に。いやまぁ、もったいぶってるんではなくて、単に書くのが大変なだけです(^^;;
※まずは、ということで、この後、ギガントも展開してガイドテストをやってるわけです。今年の晴れ間は貴重ですもんね。
- 関連記事
-
コメント