狙うのは NGCの 大物を (NGC7293、NGC253)


こんばんは。天リフさんの「見る天」を見て、眼視もいいよなぁ~DSOもチャレンジしてみたいよなぁ~と思っている星の玄さんです。

さて、先週末の遠征では、これまでギガントであまり狙ってこなかったものを中心に攻めたつもりです。この春までは、基本メシエを撮りためていたので、NGCはあまり狙ってこなかったんですね。

ギガントでNGC7293 2021年10月@達磨
Canon KissX9(HKIR) Orion CarbonSTD300mm+SkyWatcherF4コマコレ(1200mm F4.0 180sec x12 ISO 1600)
Vixen AXJ赤道儀ノータッチガイド YIMGでstack+PaintShopProとIrfanViewで調整

でも、2号さんなんかは、過去にも撮影してたりします。とりあえず狙ったのは、去年350mmで狙ってみて少々さみしかったNGC7293(なにくそ)です。今回は1200mmのギガントで、3分露出ということと、更に赤外カメラになっているので、やはり写りはかなり良くなったイメージです(当社比)

眉毛の部分も、うっすらと見え始めて入るのですが、ここを表現するためには、もう少し露出をかけるのと強調処理ができるように考えないといけないと思います。中心部からの放射状のスジも、もう一歩ですね。それにしても、カラフルな星雲です。

もう一つは、南天の大きな銀河、NGC253、通称2号さんです。

NGC253 2021年10月 @達磨
データは上と同じ。8枚だけセレクトして使っているので、枚数だけ違います。

こちらは、去年の11月に撮影したことがありました。この時は時間つぶし手少しお手軽撮影をしているということと、今回は西伊豆の暗さも手伝って、コントラストの良い写りをしてくれています。中心部の表現などはもう一歩な気はしますが、自分としてはそこそこ満足のいく結果になりました。

達磨で冬の星座と雷雲 2021年10月
それにしても、今回、東の方の空には常に雷雲がいて、ピカピカ光り続けていました。雷と星空が同時に見られるのは不思議な感じですが、もう10月なのに、そろそろ落ち着いてほしいよなぁ~というのが本音でした。写真は少し覆い焼き的な処理をしていますが、左下のまぶしいのが雷雲です。

この後、NGC891とかを狙おうとしたのですが、撮影途中に雲が襲来し、風と雲とであえなく終了、となりました。そういえば、曇った時に見たギガントのミラー、相当汚れてたんですよね。もう2年になるので、そろそろ一度しっかり洗ってやろうかと思います。面倒だけど、どうせこの週末は晴れそうにないので、メンテナンスぐらいしっかりしてやるかなー。

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コメント

UTO
おぉ、ナニクソ、綺麗ですねぇ。2号さんもお見事!
30cmの威力ですねぇ。
僕もCT12を清掃しなければ・・と思いつつ、結構たいへんそうなので、なかなか・・です、、

Re: タイトルなし

UTOさんどうも~。今回、3分露出でがんばってみましたので、伊豆の暗さも手伝って、いい感じになりました。こんなの出てくると、やはりもっと露出をかけたくなりますね…。

オライオンはセルへの固定がちょっと特殊なので、掃除はためらってたんですが、さすがに2年使用してきた今回はちょっとトライしてみました。やっぱり付け外しがちょっと大変です。でも、たまにはやってないと、忘れそうです。

完全ではありませんが、そこそこ綺麗になったので、次も2年後でいいかな、と(^^;
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