太陽と 順に取れれば 木金土日

少し前の撮影になりますが、10月30日の結果です。この日は太陽撮影もできて、そこそこいい天気でした。

夕方になってもまだ晴れていたので、だんだん西の空に近づきつつある木星、土星も撮っておこう、と思ってがんばってギガントを引っ張り出してみました。
とりあえずターゲットは木星…と思ってたのですが、西の空を眺めてみると、やたらめったら明るい星があります。そうです。金星です。今年の金星は最大光輝の頃(12/4)になってもあまり高度が上がらないので、油断してると目立たないまま金星の観望好期が終わってしまいそうです。とりあえず狙える時に狙って見なければ…!ということで、まずは金星に向けてみました。

金星 2021年10月30日
ZWO ASI183MC Orion CarbonSTD300mm+AP2ADVCB(多分3,000mmぐらい 10msec x150/500 Gain0)
タカハシ EM-200赤道儀 Autostakkert!3でstack

が、予想通り、ひどいシーイングです。私の住んでいる場所からだと、空の西半分は何故かシーイングがひどく悪いんですよね。地形とか、周辺の構造物とか設備とか、色々理由はありそうな気がしますが、深くは考えていません(分かったところで多分どうしようもない…)
と、とにかく撮影はしておこう、ということでチャレンジはしました。スタックしてみれば、それなりの形にはなってくれます。さすがのAutoStakkert!3です。足を向けて眠れないような気がしますが、どっちの方角かわからないのでとりあえず保留しておきます(ヲイ
これ、Registax6でシャープネスをかけようかとも思ったのですが、シーイングのゆらぎのうち、構造が残る真ん中付近だけに変な構造が強調されてしまうので、金星だけはスタックしただけの画像です。まぁ、形が分かるだけヨシとしましょう。

土星 2021年10月30日
ZWO ASI183MC Orion CarbonSTD300mm+AP2ADVCB(多分3,000mmぐらい 67msec x200/500 Gain209)
タカハシ EM-200赤道儀 Autostakkert!3でstack+Registax6とIrfanViewで調整

続いて土星です。こちらも高度が下がるにつれて、色が付いて見えてきているような気がしますが、それでも彩度を上げてみると、土星の模様が少しずつ見えてきました。なかなか面白い感じです。30cmの口径を考えると、もっともっと見えていいはずなんでしょうが、シーイングや撮像システムの関係か、現状ではこの辺がせいいっぱいです。次の手段は…次回にテストしてみましょう。

木星 2021年10月30日
ZWO ASI183MC Orion CarbonSTD300mm+AP2ADVCB(多分3,000mmぐらい 13msec x150/500 Gain177)
タカハシ EM-200赤道儀 Autostakkert!3でstack+Registax6とIrfanViewで調整

そして木星です。こちらもそれなりに撮影できて、それなりの画像になっているはずなんですが、今回はとにかく模様に変化の無いタイミングでした。白斑さえも見えていません。いえ、これ、解像度はそれなりにありますよね…(^^;

ちなみに、撮影枚数は500枚と少な目ですが、これは後処理が面倒だから、というのも含めて控えめにしています。しかも、jpeg撮影だったりします。どうせ後から再処理したりしないのなら、素材ファイルは消しちゃうとして、.serファイルとかでしっかり撮った方がいいんじゃね?とも思いますが、なかなか踏ん切りがつかないでいます。だって、この木星の500枚のファイルだって、全部で20MBぐらいしかないんですよ。それなら残しといてもいいかな、と思っちゃうじゃないですか。この辺の貧乏クサい性格がゆえに、レベルアップできないんだろうなとは思いますが…(^^;。せめて2000枚ぐらいは撮るかな?

木星は、やはり大赤斑が見えると見栄えが全然違うので、大赤斑の見えているタイミングで撮影したいのですが…どこを参照すれば大赤斑がこちらを向いているタイミングが分かるのか、なかなか知る方法がしっくりこなくて悩んでいました。その辺も、次回に少し…。

10月末の惑星撮影風景 2021年10月

撮影風景はこんな感じ。ノートPCを足元に置いて、ごそごそしてます。極軸はてきとーなので、撮影時間が長いと徐々に惑星が逃げていくので、ヒヤヒヤだったりします…。

なにはともあれ、この日は金星、土星、木星の撮影に成功しました。昼間に太陽(日)を撮影しているので、木・金・土・日の撮影というころになります。だから何だと言われればそれまでですが、なーんとなくうれしいじゃないですか。水星や月の撮影もできると面白いのでしょうが、そんなタイミングはなかなかやってこないかもしれません。そもそも彗星撮影は相当ハードルが高そうです。…と、今は明け方の空にいますね。家からだとちょっと狙えないかなぁ。
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