寒くとも 日の当たる方を 見る鳥に


真冬の植物園を訪れた時のカットですが、この日は短時間での撮影でしたが、その割に鳥の姿をよく目にした気がします。もっとも、真冬の公園とかでは、落葉樹が多いエリアでは空が良く見えるため、その間を飛ぶ鳥も自然とよく見かけるようになります。

土手に降りてきたメジロ 2022年1月
OLYMPUS E-M5II M.ZD 12-100mmF4.0 IS Pro(80mm F8.0 1/200 ISO 400)トリミング

その落葉樹の間で、チュピチュピとかわいらしい鳴き声が聞こえました。追ってみると、地面に降りて何かを探している鳥がいます。なんと、メジロでした。木の上で花や虫をついばんでいるのであろう姿はよく見かけるのですが、地面に降りているメジロは意外と見かける姿が少ない気がします。実際には水を飲んだりと、結構降りてるはずですが、単に目立たないだけなのかもしれません。

この時は、私が撮影している位置より少し高い土手にいたので、撮影しやすいということもありました。二羽がしばらく草むらに出たり入ったりしていましたが、そのうち飛んで行ってしまいました。このカットは幸いにも顔を捕らえることができたものです。

プラタナスの木の上のツグミ 2022年1月
OLYMPUS E-M5II M.ZD 12-100mmF4.0 IS Pro(100mm F8.0 1/320 ISO 200)x2デジタルテレコン

こちらはプラタナスの木に飛んできた…ツグミでしょうか。こんな風に木の上の方にいる鳥は、逆光になることも多いし、絵にならないので撮っても紹介しないことがほとんどなのですが、今回は日差しがしっかりと当たっているし、周囲のまん丸の実も面白かったので紹介してみます。

地面の近いところに来たツグミ 2022年1月
OLYMPUS E-M5II M.ZD 12-100mmF4.0 IS Pro(100mm F4.0 1/4000 ISO 200)x2デジタルテレコン

最後は芝生広場でみかけた…これもツグミでしょうか。比較的近いところに降りて来て、しばらくとことこと歩いていました。すぐに飛び去ってしまうことも多いので、こちらも慌てて撮影。幸いにもピントを合わせる間じっとしていてくれました。ここまで近くで撮影できるのも珍しいかもしれません。

もう少しすれば、寒緋桜が咲き始めてそれに寄って来るメジロとかも撮れるようになるはずです。また、望遠レンズの季節ですな。


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