薄明の 空に輝く 惑星と (惑星整列・M16)


こんばんは。玄です。梅雨を前に、なんかとんでもないポチリヌス菌に感染してしまいそうで、ちょっと戦々恐々としています(^^;

さて、ここの所天候もいまいちでGW以降撮影ができていません。なにやら太陽面に大きめの黒点群がまた出ているみたいなので、せめて太陽ぐらいは見てみたいところです。

で、GWの遠征で撮影してた結果の内、薄明時に撮ったのを紹介するのを忘れてました。例のトラブリまくりのM17の後、M16にも向けてました。時刻は3時過ぎ。はたして、薄明までに撮れるかな…撮れるよね…と思いつつ向けたのですが…

M16を撮影開始してから、そういえばこの時期、東の空に惑星が並んでいるはずだよな、と、少し離れた所に惑星を撮影に行きました。遠征地は東の空が見にくいところなのです。

明け方東の空に並んだ惑星たち 2022年5月
Canon PowerShotG5XmkII CanonZoom 8.8-44mmF1.8-2.8(14.2mm F2.2 5sec ISO 1600)


東が開けた場所まで出て見ると、はたして、金星、木星が地平近くに明るく並んで見えます。そこから追いかけていくと、火星、そして土星が見えます。火星や土星は少し暗めなので、撮影すると周りの星と区別がつきにくくなりますが、それでも明るめの星なので、一応分かります。せっかくなので惑星の名前も入れておきましょう。

惑星の名前を入れてみました

ひとしきり撮影してて、ハタと気が付きました。「これ、もう薄明始まってるじゃん」…そうです。東の空はもうすっかり白み始めています。あわてて(と言っても足元は暗いので走るわけにはいきません)取って返してM16の撮影結果を見て見ると、見事にもう真っ白です。さすがにここで終了。その後、撤収しながらダークの撮影となりました。ちなみに、今までダークは5枚ぐらいしか撮影してなかったのですが、今月の星ナビに、あぷらなーとさんが「ライト画像と同じぐらい撮影するのが効果的」とあったので、ちょっと多めに撮ってみました。どこまで効果があったかは微妙ですが、多分効果は上がってると思います。多分(^^;

BORGでM16 薄明で4枚のみ 2022年5月
Canon KissX9i BORG 107FL+マルチフラットナー(648mm F6.0 240secx4 ISO 1600)
Vixen AXJ赤道儀SSAGラズパイPHD2でオートガイド ステライメージ9+PaintShopProとIrfanViewで調整

肝心のM16は、6枚ほど撮影してたのですが、なんとか使えそうなのは4枚ほど。ちょっと少な目ですが、それでも1枚4分で16分露出しているので、M16の広げた羽のイメージのところまでは表現できました。これからの時期、夏の赤いのはあれやこれやと増えてくるので、このM16をリベンジするかどうかは微妙ですが、機会があればまた撮影してみたいとは思います。

ということで、ストックフォトはほぼ終了。後は、次に晴れるのを待つばかりです。

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