玄の館 ブログの部屋
雨の前 黒点目指して 傘を差し
2022
/
07
/
11
天体写真
こんばんは。玄です。
大きめの黒点が出ているという事で、久々に太陽撮影セットを昼休みに展開してみました。前回は
肉眼級?が見られた5月
でしたから、2か月振りぐらいです。自宅にいられる時間帯と天候との関係で、今日のチャンスを逃すと来週まで見られないかもしれない、というのもあります。
ZWO ASI183MC バーダーソーラーフィルター+BORG 107FL+マルチフラットナー(648mm F6.0 1/300secx200/500 Gain 0)
タカハシ EM-200赤道儀 AutoStakkert!3+Registax6で画像処理
最近はEM-200も使ってやっていないので、なんだか久々に引っ張り出します。ただ、梅雨明けの日差しがものすごくて暑さとまぶしさとがハンパじゃありません。そのままだとPCの画面がまともに見えないだろうと判断して、雨傘を広げました。
風はあって、太陽はユラユラ揺れてるような感じなんですが、シーイングは思ったほど悪くは無いようです。最初に太陽を導入した時はピンボケなんで、黒点が思ったより大きく見えます。「おおっ!?肉眼級?」と思ったのですが、改めてピントを合わせて撮影してみると、そこまでは大きくないようです。もしかしたら肉眼でも見えたかもしれませんでしたが、太陽グラスを色々やってみましたが、確実に見える、とは言えませんでした。
観察風景はこんな感じ。なんせまぶしいのと暑いのとで、傘が結構役に立ちました(^^;
samさんも時々話題にしています
が、太陽表面の「粒状斑」が見えていそうな気もします。解像度的にはギリ見えないぐらいだとは思いますが、Registaxの超解像でそれっぽいのが見えているような…気もします。黒点部分をカメラの等倍で処理してみたのがこれになります。
うりゃっ
ZWO ASI183MC バーダーソーラーフィルター+BORG 107FL+マルチフラットナー(648mm F6.0 1/270secx150/500 Gain 0)
タカハシ EM-200赤道儀 AutoStakkert!3+Registax6で画像処理
実は今まではこの表面全体に見えているざらざらっとしたのが「粒状斑」だと思ってたのですが、色々調べて見ると、粒状斑の「むら」が見えているようです。ただ、細かい一つ一つの粒(真っ白の粒とかその隣の黒い所とか)は、粒状斑レベルの大きさであるような気がします。もうちょっとトリミングして強調してみましょうか
うりゃっ。
むー、これをもって「粒状斑が見えた」というには、まだ少し無理があるような気がします。でも、黒点の周辺を見ていると「もうあと一歩」というような気もします。シーイングとかを見ながら、もう少し長時間撮影するとか、.serファイルできちんと撮るとか、筒内のコントラストをもうちょっと上げられるように工夫するとか、もう少し追い込めば少しははっきりするかもしれません。
そこまでチャレンジはしないかもしれませんが、筒内コントラストは上げたい気がするので、気が向いたら植毛紙チャレンジとかしてみるかな…
さて、今回は肉眼級にはちょっと小さいところですが、肉眼級と言えばやはりこれ、我が家のだいふくの肉球でしょう。細かい所を見過ぎて目が痛くなってきたところで、こちらの肉球で癒されてください…。
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