北の空 台地の広さを 思い知る (北海道旅行詳細その4)


北海道旅行の3日目は、先日少し書いたように良く晴れてて、まずはオロンコ岩に上って堪能したのですが、引き続き網走に向けてドライブを進めます。

この辺は平地が広がっていて、海と大地と川と滝と空と線路と牧場と、とにかく色んなものがででーんとあるので、「これぞ北海道じゃー」というような感じでむちゃくちゃ楽しみました。ドライブの距離はそれなりにあるのですが、考えてみたら普段の遠征の方がよほど大変なドライブなので、きちんと休みながら(撮影しながら)運転すれば、特に問題はありませんでした。いやまぁ、どんどん時間が押していくのは問題かも、でしたが(^^;

オシンコシンの滝。ゆっくり見学できた 2022年8月北海道
OM SYSTEM OM-1 LUMIX G VARIO 7-14mmF4.0(7mm F11.0 1/125 ISO 200)

知床の近くに、オシンコシンの滝がある、という看板がありましたので寄ってみました。立派な観光地的な場所になっていましたが、この日はまだ平日ということもあってか人は少なく、ゆっくり見物です。駐車場からすぐのところに立派な滝が流れていました。見た目二つの滝があるので雄滝・雌滝といういみでオシン・コシンなのかな?と思ったら違ってました(^^;。Wikiによるとオ・シュンク・ウシから来ているそうです。

滝の撮影なのでスローシャッターを切りたかったんですが、むちゃくちゃ天気も良かったのでこの辺がとりあえず限界です。いやいや、OM-1なんだから「ライブND」でNDフィルター効果を出せば?と思ったのですが、普段やったことが無いもんだから、「どど、どうやれば?」となって結局できずじまいでした。どこかで一通り機能を試してみることをしておかねば、と思った次第です。

ちなみに、ライブNDの手法としては「S or Mモードで」「コンピューティショナル撮影」のメニューから「ライブND」をONにして選ぶようです。今度やって見ておこう…。

さて、そこからしばらく海岸沿いを走った後、少し陸地側に寄ったところで「天に続く道」の看板をみかけました。「あれ?確か有名な所はもっと内陸に寄ったところだから、もう寄るのはやめようかな、と思ってたんだけど…?」と思いつつ、ちょっと脇道に入って見ます。

「天に続く道」と思ったけど微妙に違うらしい2022年8月北海道
OM SYSTEM OM-1 M.ZD 12-100mmF4.0 IS Pro(100mm F8.0 1/640 ISO 200)

すると、もうその目の前は天に続くまっすぐな道路が見えてました。おお、こんなところにあったのね。

すぐそばに車が止められそうなスペースがあったので短時間止めて撮影させてもらいました。実際、この写真では天に続く、というところまでは行かないかもしれませんが、雰囲気は出ています。もう少し先に(下って)行ってローアングルで撮影すれば天に続く道に見えるはずかと…。

さて、改めてGoogleマップで「天に続く道」を調べて見ると、やはりもっと内陸側にあったようです。この道はその一番有名な道とはちょっと違うところの様です…が、まぁ、雰囲気は十分堪能できたのでよしとします。

さて、このポイントではもう一つ撮影できたものがありました。セミです。初日の途中から、北海道独特のセミが鳴いているなぁ、というのが気になっていたんですね。ミンミンゼミとかツクツクホウシのように歌っているというよりは、オケラの様な感じで「ジー」というような声で鳴いてます。この時は車を止めたのがジャガイモ畑のそばで、そのあぜ道に生えている高い雑草のところで鳴いていました。

おそらくコエゾゼミ 良く鳴いてた 2022年8月北海道
OM SYSTEM OM-1 M.ZD 12-100mmF4.0 IS Pro(100mm F4.0 1/500 ISO 200)デジタルズームx2.0

動画にも納めて鳴き声を確認できるようにしておいたのですが、今確認してみるとどうやら「コエゾゼミ」のようです。ドライブ中に聞いたのはもしかしたらこの他にアカエゾゼミとかもいるかもしれませんが、普段は聞いたり見たりすることのできない虫を見ることができたのもいい機会でした。

セミがいた畑とスキー場 2022年8月北海道
OM SYSTEM OM-1 M.ZD 12-100mmF4.0 IS Pro(25mm F5.0 1/1600 ISO 200)


現場はこんな感じ。近くにスキー場もあり、青空と広がる畑とスキー場と…と、もう北海道北海道しています。


原生花園展望台 2022年8月北海道
OM SYSTEM OM-1 M.ZD 12-100mmF4.0 IS Pro(16mm F5.6 1/1000 ISO 200)


この日の目的地は網走だったんですが、そこに向かう途中、もう一か所だけ一休みしたのが、湯沸湖(とうふつこ)の原生花園でした。ここはJRの駅になっているので駐車場とトイレ・ショップもあり、一休みするには丁度いいんですね。展望台もあって景色も良く、オホーツク海と、反対側の湯沸湖も見渡せるいい場所です。

原生花園駅を出る列車 2022年8月北海道
OM SYSTEM OM-1 M.ZD 12-100mmF4.0 IS Pro(12mm F5.6 1/320 ISO 200)

で、一休みして景色を撮影していると、丁度列車がやってきました。列車と言っても1両編成ですので列車といっていいのかどうか…いやしかし、ディーゼルの1両編成は見てても趣がありますね。去り行く姿がなんとも言えない哀愁をそそります。気になるなら乗りなさいと言われてしまいそうですが、元々車移動を想定していたのでそこまではできませんでした。可能なら、JRで釧路→摩周湖→斜里町→網走市というルートも可能なんですね。機会があればそんなのもいいんだろうなぁ…。

原生花園駅から去る列車 2022年8月北海道
OM SYSTEM OM-1 M.ZD 12-100mmF4.0 IS Pro(100mm F5.6 1/8000 ISO 200)

何はともあれ、青い空、青い海、緑のフィールド、そして肌をなでる涼しい風と、とにかく北海道を体験できた3日目の午前中でした。一路、網走に向かいます。

原生花園から見るオホーツク海と湯沸湖 2022年8月北海道
OM SYSTEM OM-1 M.ZD 12-100mmF4.0 IS Pro(12mm F5.6 1/1000 ISO 200)

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コメント

天に続く道

なかじま
検索して頂くとわかると思いますが、個々の場所で「天に続く道」と言われる景色は反対方向(西向き)を指します。見下ろす方角になりますが、遥か遠くまで道が続く景色になります。

Re: 天に続く道

なかじまさんどうも~。

そうなんですね、見下ろす角度になるとは…。
いずれにしても、まっすぐな道がどこまでも続いているような景色は、北海道ならではという感じでした。ありがとうございました。
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