生き様を めぐる螺旋の 流れかな (NGC 7293らせん星雲)
こんばんは。玄です。ようやく、少しずつ時間が取れるようになってきました。忙しかった背景はいくつかあるのですが、一番大きいのは引越でした。
前回の星ネタ(といっても1か月近く前ですが)では撮影風景しか紹介していませんでしが、その時撮影してた二つの内、一つがコレになります。NGC7293、みずがめ座のらせん星雲です。

Canon KissX9i(HKIR) BORG 107FL+マルチフラットナー(648mm F6.0 120secx26 ISO 1600)CBPフィルター
タカハシ EM200赤道儀 200mmF4+SSAG ラズパイ+PHD2でオートガイド ステライメージ9+PaintShopProで処理
まぁ、この時期自宅から見える範囲で手ごろなやつ、ということで狙ってみたのですが、この日は撮影まで。翌朝は彼岸花を狙えるラストチャンスだったので、もう超大忙しです(^^;
…む、でも考えたら1か月は経っていないんだよな…ここのところ色んなドタバタがあったので、なんだかもう3か月ぐらい経っているような気がしてます。人生、巡ってます(^^;
ここにきてようやく処理時間もとれるようになって、じっくり処理してみました。んが、ノイズは取れきれません。まぁ、F6の筒でフィルターを入れているので厳しいのには違いありません。
さすがにもう少し暗い所から狙わないと厳しいかも…という感じです。合計26枚、1時間近く露出をかけていたのですが、ノイズの状態を見るとまだまだ…と言えるのでしょうか。最近は皆さん4時間とか8時間とか露出されているので、光害の多い自宅から狙うのであれば、やはり最低2時間、できれば4時間以上をかけないとスムーズな画像になりにくいのかもしれません。後は冷却CMOSか?

Canon PowerShotG5XmkII CanonZoom 8.8-44mmF1.8-2.8(8.8mm F1.8 1/2sec ISO 6400)
撮影風景はこんな感じですが、ここは2年半ほど前に西側〜南側が見える狭い庭にウッドデッキを設置して、比較的簡易的に庭撮りができるように構築したものでした。最初の頃はネオワイズ彗星なんかを撮影していますね。
今回の引越で解体する必要があったので、直前に晴れの日があった10月1日に撮影しましたが、これがラストライトとなりました。ここは西空が良く見えるので(シーイングは良くない…)南中〜西の空を自宅から簡単に撮影できるアイテムとして重宝してきました。引っ越し先は視界が大幅に制限されるので同じようにはできないのですが、これまでと違って東の方も少し見えるので、また同等のウッドデッキを構築して、なんとかしようと企みだけはしています。問題はいつになるか…でしょうか(^^;
さて、この日はもう一枚、秋の代表的なヤツを撮影してます。本当のラストライトはそちらになりますが、また処理できたら出しますね。
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