いそいそと 山茶花の空に 集えれば



冬が着実に近づいてきている11月中旬、近所の公園に山茶花が花を付けているのを見つけました。青空が綺麗な日でしたので、カメラを持っていそいそと山茶花の元に向かいます。

青空背景の山茶花たち 2022年11月
OM SYSTEM OM-1 M.ZD 12-100mmF4.0 IS Pro(86mm F4.0 1/320 ISO 200)

朝いちばんでは無いので、既に花は少ししおれかけているのが多いのですが、それでも複数の花を画角に入れつつ、かつ青空が背景になるなど、なかなか良い木に巡り合えた感じです。青空と花がいい具合に入る画角は無いかと、あれこれ試行錯誤していたところ、何やら不穏な音が聞こえてきました。

ブンブンうなる羽音は、明らかにスズメバチのそれです。見ると、そこそこ大きなスズメバチが飛んできて、手ごろな花をみつけては一心不乱に蜜を吸っています。スズメバチって、蜜も吸うんですね(花に顔を突っ込んでいるので多分蜜を吸っているんだと思います。花の奥に他の虫とかがいるのかもしれませんが…)

山茶花に寄るスズメバチとそれを狙うカマキリ 2022年11月
OM SYSTEM OM-1 M.ZD 12-100mmF4.0 IS Pro(100mm F4.0 1/200 ISO 200)

ということで、花から顔を出したところのスズメバチを狙ってみました。何枚か撮影した中で、これがそこそこいい感じに撮れたものです。ちょっと露出オーバーかな、とは思いましたが、まぁこんなもんでしょう…。おや?何かいますね…。

いや実は、このカットにカマキリも写っているのは、後から写真を確認した時に気が付きました。撮影時はスズメバチに気を取られて気が付いていませんでした。

実はこの後、この3連の山茶花の花を撮ろうと思ってあれこれアングルを探していて、そこでやっとカマキリがいるのに気が付きました。改めてスズメバチがいた時のカットを見て見ると、スズメバチを狙っているカマキリがいるのに気が付いたわけです。さすがのカマキリも、ここまで大きなスズメバチには手が出せなかったようです。

山茶花の影で睨むカマキリ 2022年11月
OM SYSTEM OM-1 M.ZD 12-100mmF4.0 IS Pro(92mm F4.0 1/200 ISO 200)

せっかくなのでカマキリのクローズアップも狙ってみました。なーに見てんだよ、と言わんばかりの睨みようですが、この睨む感じのカマキリがお気に入りだったりします。無事に、餌にありつけたのかな…。


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