揺れるガス 重なる助けの 張り合いか (M45 プレアデス星団)


12月も中旬を過ぎてきて、ようやく冬型の気圧配置が安定的に?出てくるようになってきました。なんかこう、今年は関東地方がスッキリ晴れる日が少ないような気がするのですが、気のせいでしょうか。ようやく冬型になったんですが、その分日本海側では極端な大雪になるとか、ちょっと極端ですよね…。

90分以上露出したM45。しかしどうも… 2022年12月
iOptron CEM25EC赤道儀 ASI120MMmini+75mmF2.8でオートガイド ステライメージ9でstack+PaintShopProとIrfanViewで調整
ZWO ASI1600MMCool BORG 107FL+マルチフラットナー(648mm F6.0 L180secx18 RGB180sec×5×3 Gain135 総露出99分)

さて、せっかく晴れているのだから遠征はできなくても、自宅で撮影ぐらいはしたくなります。引越後は視界の良い場所の確保が困難なので、見える・撮影できる範囲は限られるのですが、がんばれば撮影出来なくはありません。チャレンジしがいがあるというものです。

ただ、まだ星見台の確保というか、制作がまにあっていないので、庭にブロックを置いた簡易三脚ベースがあるだけです。北極星はがんばっても見えない上に、ASIairの極軸補助を使おうにも北極星から30度以内の星も見ることができないのでちょっと無理っぽいところです。ドリフトで合わせればよいのでしょうが、今のところそこまでの技術も持っていないのでとりあえず「てきとー」です。こんなところでTNKが顔を出します(^^;

さて、撮影はこちらに来てから何度かチャレンジしているM45です。前回は南中が来て終了でしたし、その前は一眼レフ+CBPフィルターで今一つの結果だったりしたので、ここでもう一回リベンジです。まぁ、結果から言えばまた不完全燃焼ですが(^^;;

露出時間は合計99分なので、これまででは一番露出をかけているはずなんで、画像処理でギチギチに強調していけば、なんとかガスは見えてきています。ただ、相変わらずフラットをきちんと当てていないので(当てろよ)周辺の色合いがいまひとつなのと、全体的に星像がボテッとしています。星像が大きくなっているのは、ピントというよりもガイドの問題の様な気がしています。

すばる撮影風景。この後、反転して終了… 2022年12月
Canon PowerShotG5XmkII CanonZoom 8.8-44mmF1.8-2.8(8.8mm F1.8 1.0sec ISO 6400)

というのも、iOptronのCEM25ECはRA側にエンコーダーが入っていてピリオディックモーションを防いでいるのですが、この辺のシステムがオートガイドと喧嘩をしているようで、RA側の補正が常に働いていて、ピコピコ跳ねているんですね。DEC側の調整がいまひとつなのはバックラッシュの問題と極軸の問題など、複数の問題が絡んでいると思うのですが、とにかく動作が不安定です。これにシーイングの悪さも重なっててどうもピシッと締まった画像になってくれていません。なかなか難しいですな…。

撮影風景はこんな感じ。今回は色を確実に撮影するため、RGBを先に撮影後、時間がある限りL画像を撮影する、というパターンで行きました。で、18枚目を撮影した直後、南中して自動反転…。むむぅ。やはり早いとこ星見台をしっかり作成しないとダメですね。EM-200の再登場を進めたいと思います。


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コメント

僕も苦労中。。

UTO
おぉ、頑張ってますね。
赤道儀は、僕もNewATLUXがやってきたのですが、これまたいろいろ苦戦中・・・
遠州は相変わらず強風でダメダメな日が続いているのですが、NJPも使っていると、これは強風のせいだけじゃないよね?というのもあって、なんとも悩ましい・・
赤道儀って、結構、いろいろとクセもあって、難しいですよね。。。

ここ最近、SVBONY SV705Cを使う機会があったのですが、赤外感度が高くって、GNBフィルターと併用したこともあったからか、感度の高さにびっくり。
センサーサイズもフラット不要で済む1/1.2型ですし、ぜひASI585MCあたり検討されてはどうでしょうか。
非冷却ですが、AMPノイズもないし(五月蝿く言えば右ハシはカウント値が高いですが)、STARVIS IIすげー・・と、久々に想像以上のカメラ性能に感動しましたよ。
SVBONYは、ASCOMドライバがイマイチなようで、旧来のソフトで上手くいかなかったのもあったのと、ZWOのだと、ASIStadioで電子観望もこなせるのもあって、個人的にはASI585MCがオススメかも。
いや、真面目に、20年前は、10倍のお値段で、ST2000XMを買って、さらに3倍の露出を与えないと得られなかったような映像が、ノータッチ2分で撮れてしまうので、驚愕以外の何者でもないです・・・。

Re: 僕も苦労中。。

UTOさんどうも~。
このCEM25ECは、使っている人が少ないという事もあって不具合含めてなかなか情報が得られなくて四苦八苦してたりします。誰か使っていないかな…と思ってググると自分のHPが出てくるという堂々巡り…(^^;

今の冷却CMOSはふにゃさんから安価にせしめた(?)ものなので、とりあえずしっかり使いこなしてやろうとは思っているのですが、確かに新しいセンサーを使った方がいいはずなんですよね…。
こう強風に毎回やられるのなら、最近の小型で性能の良い屈折や短焦点反射を使って、ちょっと小さめのCMOSで銀河も含めて狙う、というのは正解かもしれませんね。もうちょっと頑張って体力的にしんどくなって、経済的に少し余裕が出てきたら考えるかなぁ。

しかし、STARVISIIって…少なくとも今使っている183MCよりは使い勝手は良さそうですね。1/1.2インチセンサーで5万円ですか…ゴクリ…。
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