年末の あわただしさを 雲も知り (馬頭星雲)


昨日、29日に星仲間から「今夜は晴れそうだよー。星撮りに行かない?」とのお誘いを受け、毘沙門へ行ってきました。年末の用事があったため、現地に到着したのは月が沈む少し前。既に星仲間二人がセッティングスタンバイしていました。

この時点では天候はほぼ快晴で、この後月が沈めば「いい結果が得られるかもしれない!」と少しワクワクしながらギガント+みぞかさん(Orion30cm+AXJ)を組み立てます。少し風がありましたが、このまま収まってくれればなんとかなりそうです。

実は出発前、ギガントは久々に光軸チェックをしていました。引越前後はばたばたしていて光軸をきちんとチェックする余裕が無かったというのもあります。保管場所が変わって光軸チェックをやりにくくなったというのもあります。まぁ、いいわけなんですが。

で、実際光軸を確認してみると、思いのほかずれています。しかも斜鏡レベルで!。
こりゃあいかん、ということで出発直前に慌ててごそごそと調整。斜鏡の調整さえ終われば、主鏡側は調整ツマミのネジを交換していることもあってスムーズに調整はできました。よし、これで今夜はいい結果が得られるに違いない。

…しかし、1点だけ気になることがありました。普段のパーツバッグを持ち上げて運ぼうとしたときです。それに付けてあるおまもり、諏訪神社の星おまもりが、赤道儀バッグに引っかかって持ち上がらなかったんです。

「むむぅ、お守りがひっかかってパーツバッグが持ち上がらないとは不吉な。行くな?ということなのかなぁ、まぁ、事故らないように注意しよう」と、普段よりも一段慎重な運転で向かうことにしました。

で、行き帰り含めて特に困ったことにはならなかったのですが、困ったのはおてんとうさまです(^^;

ギガントを設置し、ガイドカメラやラズパイをセッティングしてさあ撮影、という段になって、南側から雲がやってきました。まじかー!?
時折晴れ間をのぞかせながらも、雲は次々にやってきます。しばらく雲の晴れ間を待って二時間ほど粘ったのですが、次第に雲は厚くなって…あきらめました(涙

天気さえ持てば、この日はギガントでガイド撮影を指せている間に、そのほか2式ほど展開できるように…とあれこれ準備をしてたんですが、ギガント以外は出せないままでした。

それでも、雲間には星々が見えていたので、せめて眼視だけでも…とM42(少し色が見えたかな?)、M1(雲越し…)、M46(惑星状星雲もかろうじて)、エスキモー星雲(…とは今は言わないのか)、M35、M79、M78、モンキー星雲(…は、見えなかった…)などなど、とりあえず楽しんでおきました。

1分1枚のみ撮影できた馬頭星雲付近 2022年12月
Canon KissX9(HKIR) Orion CarbonSTD300mm+SkyWatcherF4コマコレ(1200mm F4.0 60sec ISO 3200)
Vixen AXJ赤道儀ノータッチガイド PaintShopProとIrfanViewで調整


で、写真は、雲が広がってきたころ、とにかくワンカットだけでも、ということでかろうじて1分露出を1カットだけ撮影できた馬頭星雲&燃える木星雲です。1200mmのAPS-Cなので画角が狭いし、ノイズは多いしブレてるし周辺減光処理うまく行ってなかったりしてますが、とりあえずこれ1枚だけでも結果が残っていてよかったな、というところです。お守りの警告は、この雲雲だったんですね(^^;

それでも、星仲間とわいわい言いながら過ごす年末はなかなか楽しいものがありました。2022年の遠征は恐らくこれが最後になると思いますが、あわただしい年末でばたばたしながらでも、楽しめたのは良かったかと思います。次はまた、快晴の空の下でワイワイやりたいものです。

あ!セッティング中にかなり明るい(マイナス4~5等級)流星を見ました。2秒ぐらい光ってたかなぁ。今思えばあそこで「晴れろ晴れろ晴れろ~!」と叫んでおけば曇らなかったかもしれません。いや無理か(^^;

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