1年を 庭の隅から 振り返る (クリスマスツリー星団 NGC2264)


こんばんは。玄です。

あわただしく過ぎ去った2022年の後半、せめて年末の休みぐらいはゆっくり過ごそうと頑張っているんですが、案の定疲れと掃除と片付けとあれやこれやと、思っていたことの半分も進まない状態で2022年が終わろうとしています。火星もどんどん遠くなっていきます。ZTF彗星は近づいているので、来年の楽しみにしておきます(^^;

年の瀬に撮るクリスマス星団 ハッブルの変更星雲も 2022年12月
ZWO ASI1600MMCool BORG 107FL+マルチフラットナー(648mm F6.0 L180secx20 RGB180sec×10×3 Gain139 総露出150分)
タカハシ EM200赤道儀 75mm2.8+ASI120MMmini+ASI Airでオートガイド ステライメージ9+PaintShopProで処理

今年を締めくくる写真は、12月30日から31日にかけて、つまり昨夜庭撮りで撮影したNGC2264、クリスマスツリー星団です。2時間半と、自分としてはかなり露出したつもりですが、コーン星雲やツリー本体部分の淡い所の星雲はなかなか出て来てくれません。フラットも微妙に合ってないのか、強調するとムラムラになってだんだん破綻してきました(^^;

クリスマス星団は、南を上にするとそれっぽく見えてくる

普通の向き(北が上)だと、コーン星雲が強調されていまひとつクリスマスツリーに見えませんが、南を上にして星雲を強調すると、コーン星雲部分を頂点としてクリスマスツリーになんとなく見えてきます。しっかり見えるようにするにはもっと暗い場所で撮影しないと厳しいかな?

それでも、自宅からこんなのが撮影できるようになったのはまずまずだと思います。赤道儀の設置はまだ「仮」の状態なので、今後もう少し頻度多く撮影できるように設置場所を固めていくつもりです。
あと、このセットでクリスマスツリー星団を撮影するのは初めてだったんですが、センター位置が良く分からず、ちょっと南寄りの撮影になってしまいました。南側がちょっと空いた間の抜けた写真になっちゃったよなぁ、と思いつつ処理をしていると、隅っこの方になんか写っています。あ、これハッブルの変光星雲ですね。ギリ入ってました。これはこれでラッキーな構図だったのかもしれません(^^;


では、今年もやります。反省会。昨年は意外と充実した一年だったりしたんですが、今年、特に後半戦はとにかくバタバタしまくった1年でした。何と言っても3年ぶり12度目の引っ越しが大きなイベントでした。この関係で9月から12月ぐらいまで、週末はひたすら何らかの作業をやってました。気が付いたらもう年末、って感じです。



ちなみに、過去の振り返りはこんな感じでした。

2021年(8回:大型イベント参加が多くて楽しめた上、星見台等遠征以外が70回以上)
2020年(9回:赤外カメラを導入。自宅の星見台を設置して、近所遠征含めると宅撮り50日以上で稼働率アップ)
2019年(10回:30cm導入も天気が悪く、かろうじて二桁。宅撮り13回以上)
2018年(9回:これまた忙しくて一桁。でも宅撮りができるようになった)
2017年(7回:なんとひと桁。とにかく忙しくてチャンスが無かった)
2016年(16回:意外と遠征や導入が少なかった年になった)
2015年(23回:大口径25cmを導入して、だんだん迷いが出てきた)
2014年(14回:導入機材、出撃回数は少なかったが充実してた) 
2013年(33回:おそらく過去最高の出撃回数、しかし引っ越しでバタバタ) 
2012年(18回:機材が安定してTNKを進めた1年。しかし天気が悪かった) 
2011年(23回:初めての振り返り。振り返りができるほど出撃できるようになったのがこの年)

撮影編

とにかく今年は遠征も少なければ、結果も惨憺たる状態でした。改めて振り返ってみると、はたして…?

富士山麓 3月         計1回
毘沙門 2月、5月、11月、12月  計4回
北海道 8月          計1回
--------
合計 6回

…え?これだけ?。8月の北海道は旅行ついでなんで、機材もカメラ+三脚のみという、ほとんどオマケみたいなもんですが、それを入れても6回しかありません。
過去の最低記録を見て見ると、関東に引越した際の2017年に7回というのがありますが、その時でも前半がんばって?7回は行けていました。今年は前半タイミングが悪かったり、後半忙しかったりでほとんど遠征に行けていないし、それぞれの遠征でも結果がほとんど得られていないんですね。ギガントの結果に至っては、もう1年以上まともな撮影ができていません。風が弱くて良く晴れた日が、本当に無いんですぅ…涙。

ただ、引っ越し前までは、2年目に突入した星見台と、オートガイドができるようになったEM-200の活躍で、太陽撮影含めて色々遊べています。合計40日ほど撮影できていました。引越後も、現状の庭に仮展開ではあるけど、なんとか望遠鏡を広げて撮影ができ始めています。11月の皆既月食ふたご座流星群撮影なんかを含めて、10日ほど撮影していますので、合計でざっくり50日ほどの撮影ができています。結果は光害やその他実力不足もあってまだまだ満足のいくものではないのですが、もうこのまま自宅撮影を主力にした方が幸せになれるんじゃないかという気もしてきています。いやしかし…(^^;;

ま、まぁ、これからの話はまた来年にしましょう。とにかく、遠征5回、宅撮り50回、というイメージですね。

導入機材編

去年は比較的おとなしかったとか言いながら、小型の望遠鏡を3本も買ってたりしてたんですが、今年は本当に、ほとんどモノを買わなかった気がします。ええ、気がします…。

望遠鏡  :なし
架台   :なし
カメラ  :OM-SYSTEM OM-1
レンズ  :なし
補正レンズ:BORGレデューサー0.72xDGQ[7872]+フィルターBOXn[7519]
フィルター:なし

…確かに、昨年に比べれば買ったものは相当に少ない結果になっています。引越に際して資金繰りの関係でだいぶ制限したというのもありますが、そもそも昨年までで欲しいものが一通り揃って、もっと使ってやらねば…というのもありました。いえまあ、欲しいものが無くなるはずは無くて、あんなものやこんなものも欲しいなぁ、と思うことは多数…いえ、今は言うまい(^^;

そんな中でも、3月に買ったOM-1は本当にいい買い物でした。
電池の持ちや手振れ補正、AF、レスポンス、感度、赤い星雲の写り具合など、今となってはこれ無しではちょっと…というぐらい便利に使っています。それなりに高価な買い物でしたが、最後のOLYMPUSロゴのカメラということもあって、まぁ、記念としてもいい買い物だったということにしておきます。
対するBORGのレデューサーは…これは実は、値上げの前に「買っておかねば!」という心理から買ってしまったものだったのですが、実は107FLで使うにはすごく制限があって、実は未だにちゃんと使えていません。そろそろ落ち着いてきたので、どこかでしっかりチャレンジしてみないと、ですね。

いずれにせよ、天文関係で大きな買い物はこの辺だけでした。純粋に天文用となるともうBORGのレデューサーのみです。ただ、改めて過去の振り返りを確認してみると、天文用の大きな買い物が一つだけ、という年は複数あったりします。あんまし欲望のままに買っていると、少々感覚がマヒしてしまうものなのかもしれません(^^;

機材と言えば、令和TNKなんてのを進めて、手持ちの機材でそれっぽい事をしたりもしました。
ただ、結局手持ちの機材で全部済ませたので、新しい機材は買っていないんですよね。TNK的な進め方は今後は少なくなる予定ですが、手持ちの機材を有効に活用する手段は引き続き探していきたいところです。

2022年終わり日の入り 2022年12月31日
OM SYSTEM OM-1 M.ZD 12-100mmF4.0 IS Pro(80mm F5.6 1/4000 ISO 200)

最後に、本日、大晦日の「終わり日の入り」です。昼間は結構曇っていたので今日はもう見えないかな、と思ってたんですが、夕暮れ時になって急に晴れてきたので、慌ててカメラを持って近所の公園に走りました。思っていたよりもいい夕焼けが撮れてラッキーでした。年の最後にこんなのが撮れたのも、普段の行いが良かったから…ということにしておきましょう(^^;

ということで、今年も色々ありましたが、本ブログにお付き合いいただきありがとうございました。来年もぼちぼちやりますので、よろしくお願いいたします。

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