太陽を ギリギリ狙う 星見台
こんばんは。玄です。今の家は昨年10月に引っ越してきたのですが、それまで住んでいた家の裏庭には手製のウッドデッキを作って、星見台としていました。
ただ、引っ越しの際に解体して持ってきてはいたんですが、庭の形や視界が全然違うので、そのままでは使えません。なので、もんもんとしながら新しい星見台の構想を練っていたのです。なかなか時間が取れない中、少し落ち着いたこの正月休みぐらいでようやく形になってきました。そして、本日ようやくメインの部分が使えるようになったところです。ファーストライトは一番明るい星、太陽さんSUNとしました。

ZWO ASI183MC バーダーソーラーフィルター+BORG 107FL+マルチフラットナー(648mm F6.0 1/250secx150/500 Gain 0)
タカハシ EM-200赤道儀 AutoStakkert!3+Registax6で画像処理
ただ、晴れてはいたものの、時折雲がやって来て時間によっては雲量10になるなど、不安定な天気です。しかし今日を逃すと天候的にしばらく厳しいかも、ということでなんとかチャレンジしてみました。
しかも今の星見台からは、南の空が結構ギリギリで、冬の太陽だと赤道儀の上に乗せた鏡筒にかろうじて日差しは当たるのですが、それ以下、赤道儀部分ぐらいからは影になってしまいます。
その上、先日の某会合でノートPCを使っていたのを忘れていました。充電していなかったのでノートPCのバッテリーが意外とギリギリです。
というわけで、いろーんな意味でのギリギリの中、星見台ファーストライトとなったのですが、なんとか撮影そのものはできました。ちょっと露出オーバー気味になってしまいましたが、それでも黒点の多い太陽をそれなりに写し取ることができました。シーイングはやっぱり今一つで解像度が上がらないのですが、まずはこれまでと同様の形で撮影できたのでよしとします。

星見台はまだ手すりが設置できていないとか、アプローチが無いとか、もう少し改造が必要なのですが、その辺はぼちぼちやっていきます。これが出来上がると宅撮りがずいぶんと楽になるので、自宅からの撮影頻度が上がる…と思います。
なお、北天はこれまでよりもさらに視界が悪いので、ZTF彗星(C/2022E3)を撮影するにはちょっと違う場所から見なければなりません。なかなか思った通りには行きませんね。
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