ゆるゆると大和とともに歩む春


ということで鉄のくじら館を堪能した後に、お隣、メイン目的地の大和ミュージアムに行ってきました。実は時間的に少し遅くなったので若干慌てて見て回った感じになってたりします(^^;

大和メイン模型 2023年3月
OM SYSTEM OM-1 M.ZD 12-100mmF4.0 IS Pro(12mm F4.0 1/160 ISO 200)

メインは何と言っても鎮座している1/10スケールのこの模型です。ドックに入っているような雰囲気で見られるようになっていて、360度、かつ低い位置から高い位置までいろんな角度で見られます。細かい所はそれほど見られないのと、説明がそれほど無いので、いろんな角度で見えてもだから?となるかもしれません。この辺は人に寄るかなー。個人的にはカッコイイ大和を見られるのはいいのですが、もう少し色々説明が欲しいかな…。

各フロアには戦争に至るまでの経緯や技術、そして敗戦までの色んな状況と技術的なものが織り交ぜられて展示されています。

大和探照灯 2023年3月
OM SYSTEM OM-1 M.ZD 12-100mmF4.0 IS Pro(12mm F4.0 1/50 ISO 6400)

中でも少し気になったのはこちらの鏡。望遠鏡マニア?としては注目してしまいますが、これは「探照灯」だそうです。要はサーチライトですね。ただ、口径150cmのパラボラ鏡だそうで、これを作る技術はもう失われているとかいないとか。望遠鏡とは目的が異なるので何とも言えませんが、1.5mのパラボラ鏡はやっぱり気になります。

一通り見て回って堪能したのですが、意外だったのが現在大和が沈んでいる状況でしょうか。内部火薬に誘爆してバラバラになって沈んだ…とのことですが、本当にバラバラになって四散している状態みたいです。あれだけ大きな船がこんなにバラバラになるんですね…。

大和ミュージアム大旋盤 2023年3月
OM SYSTEM OM-1 M.ZD 12-100mmF4.0 IS Pro(13mm F4.0 1/200 ISO 200)

さて、実はこの訪問の直前に、大和の大砲を製造した旋盤が展示される、という話があったので、それを見ようと思っていました。が、有料展示室には見当たりませんでした。後から受付で聞いてみると、外の駐車場の向こう側にある、とのことでした。いやそんなのわからんぞ…と思いつつ探してみると…ありました。特に大きな表示は無いのですが、ガラスで囲まれた展示物が鎮座してました。確かに巨大な旋盤なのですが…。これ、周囲をガラスで囲った展示になっているんですね。屋外展示ですし、保存状態を考えるとこうした展示になるのはある程度仕方ないとは思うのですが、夕方の日差しがある時間帯だと、とにかく反射で中が見えないんです…。無料展示だし、文句は言えないのですが、写真を撮っても背景しか写らず…ちょっと残念な見学となりました。

ということで、期待が大きかったからでしょうか。ちょっと消化不良な感じの大和ミュージアムでした。

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