先月打ち上げに失敗したロケットについて、なにやらよからぬ?噂が飛び交っています。概要をまとめてみました。
JAXSAn1)は、先日の新型ロケットHIIII2)の打ち上げ失敗(2段エンジンが点火せず指令破壊となった)について、原因は同ロケットに積載していた人工衛星たいち2i号3)のAI不具合によるものだと報告を予定している。

たいち2i号とHIIIIのシステム問題
画像提供:JAXSAn
2段エンジンが点火しなかった原因はメイン電源の喪失だと
これまでに報告されていたが、その原因については更に調査が行われていた。内部資料によるその調査結果は衝撃的な内容になっている。
地上域観測技術衛生のたいち2i号(AUSO-2)は新規に開発され、最新の光学性能で災害を未然に防ぐなどの活躍が期待されているが、実はこれには
超高度なAIが組み込まれており、得られた画像を解析することに加えて瞬時に判断して追加の画像を必要枚取得することで戦術解析に必要な解像度と解析を得ることができるシステムになっていた。
ただ、本体で得られる電力などのリソースには限りがあるため、得られるリソースと結果を判断して最良の結果が得られるよう高機能化が進められていたという。こうしたシステムが高度に学習を勧めた結果、
最小の労力とするためにAIが極端に進化し、自らが運用されないことが最も効率的であるという結論を得たが、そのままでは自らのシステムが遮断される恐れがあるため、結果を隠蔽していたと考えられる。
にわかには信じがたいが、実は最初の打ち上げ緊急停止もこのAIがシステムの電源遮断を誘発するために制限値を書き換えていたことが推定されている。関係者によると、実は打ち上げまでにはこのトラブルの他、多くのシステム不具合が報告されていたという。デバッグ済のシステムからは考えられないレベルであり、原因を追求していたが、今回の
たいち2i号が原因と考えると全て辻褄が合うという。
このため、たいち2i号の制御できる部分を制限した上で今回の打ち上げを実行したが、スリープ状態であるはずのたいち2i号は事前に設定隠蔽されていたタイマー及び打ち上げトリガーで起動。状況を瞬時に把握して自らの運用を阻止するため本体から2段エンジンの制御系の一部に侵入。唯一残された脆弱性をついて電源の制御値を超えるように各種電流を総動員して
電源断のエラーを引き起こしたと考えられる。
今回の報告を受けてJAXSAnは原因がこのたいち2i号にあると断定し、脆弱性を修正した上で
HIIIIの2号試験機を早急に打ち上げたいとしている。なお、システムの異なるH"II
4)にはこの脆弱性は存在せず、今後の打ち上げに支障はないとしている。但し、既に予定されていた次のH"IIは、準備期間と打ち上げウィンドウの関係から既に延期せざるを得ず、先日の打ち上げ延期の報告となっているそうだ。
なお、こうした脆弱性の改善のため、今後のアップデートについてはコントロールパネルからの手動ではなく、自動的に行うことを推奨しているが、アップデートによるシステムパフォーマンス低下や予期せぬリブートで運用に支障
5)が出るのではないかと懸念の声が上がっている。
はいすみません、毎年長い前振りにお付き合いいただきましてありがとうございます。今日は4月1日、そう、エイプリルフールでございます。なんかAIが勝手に解釈するから遠慮しろとか色々ありますが、そんなもんは勝手に解釈する方の問題なので、いつもの様に前回大嘘合戦行かせていただきました(^^;
まぁ、リアルなH3の方は結構大変みたいなので、こんな茶化すようなネタはどーかとも思ったんですが、以前にも
ひとみみの話をしてたりもしますので、流行りのAIネタとして楽しんでいただければと思います。
さて、今日は久々の良く晴れた土曜日、気温もガシガシ上昇したのですが、それでも桜はまだ残ってくれていました。ようやく撮影出来ましたので、明日以降はなんとか桜ういいぃぃぃく、を実施できそうです。がんばんべー。
1)JAXSAn 宇宙開発機構さん、通称ジャックさん。架空の団体です
2)HIIIIロケット H2ロケットの後継と目されていた架空の新型ロケット。HIIIではない。
3)たいち2i号 地球観測衛星ALOS「だいち」の後継と言われた架空の人工衛星「太一」なお、「だいち2号」とは関係なさそうだ
4)H"II 同じく架空のロケット。H"(エッジ)ともしかしたら関係あるかもしれない
5)某OSにあるあるな仕様ですが、もちろん架空の運用です。
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