玄の館 ブログの部屋
夜も更けて 桜と夏の 便りかな (桜と星空)
2023
/
04
/
02
天体写真
金曜日の夜は良く晴れていたのですが、体力的に続かなくて、月も大きいので素直に布団に入りました。
が、ふと、3時頃に目が覚めました。このまま二度寝するのも悔しいのと、少し体力が回復したので、近所の公園に固定撮影で桜と星が写らないかな?とチャレンジしてみました。
幸い、風がほとんどありません。小さな公園で、公園内には街灯も無い(周辺隣接の道路にはある)ので、いい感じに撮影出来そうです。改めて満開になった桜の木々の間から星を覗いてみると、あちこちに一等星が見えます。空の上では季節はもう夏が巡ってきています。
なお、撮影データは面倒なのでいちいちは出しませんが、いずれもカメラはOM-1、レンズはM.ZD 12-100mmF4.0 IS Pro(12mm)、ISO800で30秒露出×20枚ほどです。
画像処理はステライメージ9で比較明合成+カブリ補正+PaintShopPro加工です。
最初に狙ったのは北斗七星でした。この北天ぐるぐると桜とは、過去に何度も撮影してみたいな、と思いつつ実現できなかったものです。露出時間はもうちょっと欲しいところですが、それでもそれっぽい絵が撮れただけでも満足です。肉眼ではいまひとつピンとこなかったんですが、よく見ると北極星も写っています。
次に狙ったのは東の空から登ってきている明るい星、ベガです。こと座が全部入るぐらいの桜の隙間を見つけて撮影してみました。強調していくと思ってたよりもずっと多くの星が写っていることが分かります。なかなか楽しいですね。
西の空には月が沈もうとしていました。天頂やや西には、アルクトゥールスが輝いています。その辺、桜がいっぱいのところでてきとーに一等星が入るようにして撮ってみました。ただ、これだけ桜が密集していると星座の形も分かりにくくなるので、この状態はいまひとつかもしれません。
南の方には何が見えるかな…と思って改めて見て見ると…うん?そこに見えている一等星は…もしかしてあんた、アンタレスちゃう?ということで、さそり座が大きく登ってきていました。さすがに天の川は分かりませんが、もしかしたら梅雨明けの透明度のいい時を狙えば、撮影ぐらいはできるかもしれませんね。
ということで、今年もやります、さくらういぃぃぃぃいく。ただ、撮影した桜はほぼこの日、4月1日のみです。それでも、この近所の公園含めて複数の所で桜の撮影ができましたので順番に出していこうかと思います。問題は、たーくさん撮った桜の写真の整理が全然進まないところでしょうか。がんばんべー(こればっか)
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