ようやくの 上るサソリを処理すれば


こんばんは。新月期週末の雨でちょっとだけ凹んでいる玄です。まぁ、明日の夜はもしかしたら…とちょっとだけ期待に胸膨らませておきます。

さて、後で処理しようと思いつつ、気が付いたら4か月もたってしまっていたのがこの「のぼるさそり」です。撮影日付を見ると、1月の29日、あちゃー(^^;

ZTF彗星を撮った後、それぞれの方向に向く筒 2023年1月

この時はZTF彗星狙いで遠征して、主に彗星ばっかり撮った後、ポタ赤のSIGMA150mmはさて、何を狙おう…?と思ってめぐらせた思い出がかすかに残っています。ふと東の空を見て見ると、1月末です。さそり座の頭部が顔をのぞかせていました。どうせ短焦点では他に狙えるものも無いし、この辺いてまえー!と、1分×12枚だけ撮影してたものでした。帰ってからチェックしてみると、思いのほか写っていそうではあったんですが、ダークもフラットも撮っていないこともあって面倒だなぁ、とそのままになっていたものです。

かろうじて登ってきたさそり座頭部 2023年1月
Canon EOS80D SIGMA 150mm F2.8APO MACRO DG(F4.0 60secx10 ISO 1600)
ケンコー スカイメモS ノータッチガイド ステライメージ9+PaintShopPro+で処理

いや実際、この後普通に遠征する機会があれば、そのまんま忘れ去られていても問題ない話だったんですが…気が付けば5月後半。それ以降、一度も遠征に行けてません…マヂか?いま確認して自分でもびっくりしてしまいました。普通、2月3月は天候もまだ安定していて遠征しているはずなんですが…とほほ。

と、とりあえずせっかく撮っていて、新しい天の川付近が全然撮れてないので、とりあえずこいつを処理してみようとチャレンジしてみたんですが、フラットを撮っていない(撮る気もしない…)こともあって、意外と苦労しました。そもそも総露出12分(使えたのは10分)です。改造カメラでも無いので、ノイジーなのと色味がもうちょっと足りないのは、こんなもんでしょう。

ただ、この150mmレンズも、F4まで絞れば結構いい写りをするというのは確認できましたので、この夏にチャンスがあれば、もうちょっとしっかり露出をかけて撮って見たくなります。あとは…そう。天気次第なんですよね。なるべくチャンスを逃がさないようにしなくては…。


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コメント

UTO
さそりの青田刈りでしたかー。それでも普通はたいていは2月からなのに、1月とは。
でも良く写ってますねぇ。シグマの150mmF2.8いいですね!
でも、150mmって、馴染みが少ない焦点距離ですね(センサーサイズがあれこれある天体写真だと気にはなりませんが・・)

Re:

UTOさんどうも~。この時は1月下旬で、さすがにさそりも上がってきたばっかりで、下半分は森に隠れていますけど、なんとか撮れました。

この時は150mmの画角だと撮れる対象がなかったというのもあります…が、この150mm、いつもはF2.8の解放で撮影してたんですが、自宅からZTF彗星を狙ったときに、F4まで絞って見ると星像が劇的に改善されたので、これは…と見直してます。
10年以上前に中古で購入したレンズなので、もう、元は取ってますね(^^;

夏の赤いヤツを、こいつで狙ってみるのもいいかもしれません。あとは…やっぱり天気かなー。
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