今ならば ゆっくり沈む 金と月
先週水曜日、24日に撮影した金星と月です。本当は前日に月と金星はかなり接近したんですが、天候も悪く、時間的にも余裕が無くて撮影はできませんでした。この日撮影できただけでもラッキーではあるんですが、本来なら夕暮れの薄明色がほんのり残る時間帯に撮影したいところです。ただ平日だとそうもいかず、この撮影をしたのは…

OM SYSTEM OM-1 M.ZD 12-100mmF4.0 IS Pro(57mm F4.0 1sec ISO 1600)
なんと、夜の9時前です。え、金星って、そんな遅くまで見えているものでしたっけ…と思ってステラナビゲーターで調べると、今は金星が一番遅くまで見える時期で、金星没は22時頃になるようです。ひええ。
薄明のいい色はすっかりなくなっていますが、月の地球照はそれなりに写ってくれました。撮影は手持ちでISO1600、1秒露出です。いや、ほんと手振れ補正さまさまです。フィルム時代では絶対考えられなかったような撮影ですもん。
月と金星の間(右側)にはふたご座のポルックスとカストルが並んで見えています。それなら、月の左側の明るいのは…ん?
今更ながら気が付きました。火星がいまここにいるんですよね。言われてみれば少し赤いような、赤くないような…(^^;このまま金星と接近してくれると面白いのですが、そーんなには近づかないみたいです。ただ、だんだん接近してきて、7月上旬にはレグルスと並んでみられるみたいですね。それまでに梅雨明けしてくれるかなぁ。

OM SYSTEM OM-1 M.ZD 12-100mmF4.0 IS Pro(16mm F4.0 2sec ISO 1600)トリミング
広く見て見ると、西の低い所にはプロキオンが沈みかけています。長らく冬の星座が見えていた西空も、少しずつ春の星座に移り変わろうとしています。同時に、東の空には夏の星座が次々と…そして、やってきました梅雨シーズン。さて、今年は誰が感染するのでしょうか…(^^;;
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