古くとも 絞れば鋭く 星の像 (M42 オリオン大星雲)


こんばんは。玄です。ちょっと散在流星オオバコ運搬どっこいしょ(意味不明)
さて、オリオンの季節です。今年は早々に撮りはじめをしていますが、色んなテストをする上での対象としてはなかなかいいものだと思っています。今回のテストは二つ。まる子(iOptron CEM25EC)のASIAIRへの接続と、望遠レンズ SIGMA70-200mmF2.8の活用です。

まずは赤道儀とASIAIRの接続ですが、これは本来シリアルケーブルをまる子のコントローラーに接続すれば行けるはずです。ASIAIRを買った頃から気にはしていたので、ケーブルそのものはもう買っていたんですね。2年前に…(^^;

一度も接続しないままここまで来たのですが、CMOS撮影を始めると、プレートソルブで自動導入が簡単にできるようなので、赤道儀をコントロールする意味がかなり重要になってきました。なので、今回ダメもとで接続テストをしてみるというものです。

もう一つ、レンズの方ですが、これはSIGMAの70-20mmF2.8HSMと言うレンズです。

これは…確認してみると2003年に購入したもので、もう20年以上前の古いレンズになります。それでも腐っても728。絞り解放では今のデジタルに対応しないかもしれませんが、F4まで絞ればそこそこ良い星像を見せてくれるんじゃないか、という魂胆で試してみました。

さて、まず一つ目。赤道儀の方はあっけなくつながりました。赤道儀とASIAIR両方の電源んを入れて、ASIAIRから赤道儀をCEM25に指定してやると接続したよと一瞬出て、後は星図で指示した方向にびゅんびゅん動きます。まじか。もっと早く試せばよかった。
しかもCMOSカメラを付けていれば、アライメントしなくてもプレートソルブで勝手に対象まで正確に動いてくれます。すげえ。時代は進歩している…。

ということで、導入の苦労が恐ろしく少なくなりそうです。続いては70-200mmF2.8のレンズ。

こちらはF2.8解放だと恐らく少し眠い画像になるだろうと想像して、F4.0まで絞ります。絞るのはレンズをボディ(今回はEOS80D)に取り付けて、F4.0に設定した後、絞込ボタンを押して絞りが絞り込まれたのを確認した上で、ボタンを押しながらレンズを外します。これでF4.0でしぼられたままの形になるはずです。

望遠レンズによるM42 2023年12月
ZWO ASI585MC SIGMA 70-200mmF2.8HSM(200mmF4.0 120secx29 ゲイン100)
iOptron CEM25EC赤道儀 75mm+ASIminiでオートガイド ステライメージ+PaintShopProとIrfanViewで調整

実際、撮影してみると微光性まで比較的シャープな良い画像が得られました。なかなかいい感じです。ただ、望遠鏡と違って絞りの角で回折が起きるため、明るい星たちが軒並み「ウニウニ」になってしまいました。これはまぁ味と言えば味かもしれませんが、あまりしつこいと嫌われるタイプですね。

ただ、実際にはこの他、上半分だけ星像が縦に流れるという変な症状が出ています。ガイドずれの可能性もありましたが、下半分はまともな星像でしたので、ほぼレンズのせいだと思われます。経年変化というか、ズーム機構もあるのでどこかレンズのスケアリングが狂っているのかもしれません。

望遠レンズをまる子に乗せてニワトリ 2023年12月

ただ、F4まで絞れば結構使えそうな感じは分かりました。ASI585MCを使えば焦点距離は3倍ちょいになるので、ざっくり600mm相当の画角です。少し広めの星雲d星団に丁度良いかもしれません。どんどん使って見てやろう…

…と思っていたのですが、世の中どう転ぶか分かりませんね。本日冷やかしのつもりで行ってみたサイトロンジャパン感謝祭。そこで特価販売中のFMA180を勧められてしまいました。今は基本新型のFMA180PROになって、使い勝手は相当よくなっているいるようですが、光学系は基本変わらなさそうです。今まさに買ってきたノーマルのFMA180で撮影を始めているのですが、70-200mmより軽いしコンパクトだし、周辺画像まできっちり綺麗な感じです。いやこれ、もう望遠レンズは使わないかもしれないなぁ…。

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