連なるは 遥か彼方の マルカリアン 


こんばんは。玄です。
2月10日に天城高原で、プロミナーで撮影した最後の1枚です。冬の対象が沈んでくると、プロミナー指令(350mmF4.0)で撮影できるハデなものは限られてしまいます。春の銀河の中で、この焦点距離でも見栄えのするめぼしいものの一つがこのマルカリアンチェーンではないでしょうか。この焦点距離なら、近くのM87大銀河(左下)も同視野に入ってくれます。

マルカリアンチェーン 20204年2月
ZWO ASI1600MMCool(-10℃) KOWA PROMINAR+TX07T(350mm F4.0 L180secx20(GAIN250),RGB各180secx10(GAIN250 Bin2) 総露出150分
iOptron CEM25EC赤道儀 ASIAIR+75mmF2.5でオートガイド ステライメージ9+PaintShopProとIrfanViewで調整

デジカメで本格的に天体写真を再開した頃、TNKでメシエを次々に撮影していると、M84とM86が同時に写せるな、と思って撮影したのが最初でした。ずいぶん多くの銀河が写るなぁ、と思ったのが、マルカリアンチェーンの端っこ、M84,M86,NGC4387,4388,4402とかで作られるFMG(Face Mark Galaxy)です。

この他にも、拡大してじっくり眺めていくと、淡い小さな銀河が次々に見つかります。個別の同定は面倒なのでしていませんが、やはり春のこのエリアはとにかくたくさんの銀河ありますね。宇宙ってすごい。

今回はゲインを250まで上げて、かつ合計150分と2時間以上の撮影をしています。それでも露出は足りないようで、縮小前の画像はザラッッザラだったりします。まぁ、今回はダークを引いていないのですが、熱ノイズっぽいのはあまり出ていないので、ダークを引いてもあまり変わらないのかな?と勝手に思っています(違うかも…

北斗七星が上がって来る天城 2024年2月
Canon PowerShotG5XmkII CanonZoom 8.8-44mmF1.8-2.8(8.8mm F1.8 15sec ISO 3200)

マルカリアンを狙う頃には東の空から春の星座がどんどん上がってきていました。面白いのは、冬の星座から春の星座に変わってきても、にぎやかさがそんなに変わらないイメージだったことでしょうか。一等星は少なくなりますが、例えばプレセペはきちんと空の「しみ」みたいに見えるし、かみのけ座辺りはごちゃっと星が固まっていて「あ、あそこがかみのけ座ね」と、すぐに分かります。こんなのは久しぶりです。やっぱり空が暗い所はいいですねぇ。
ただ、寒いのにはちょっと困りました。風が止まっている時はいいのですが、ちょっと吹くと足元が冷えます。上半身は昨シーズン買ったダウンジャケットがいい仕事しているのですが、下半身はオーバーズボンをはいていても今一つでした。ダウンのヤツ買うかなぁ…。

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